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HRペディア 最終更新日:2020/01/09

【ヨミ】ケーケーディー KKD

「KKD」は「経験(KEIKEN)、勘(KAN)、度胸(DOKYOU)」の頭文字を取ったもので、製造業を中心に、職人技として昔から続いている管理手法です。トラブルが起きたときなども、「経験・勘」により打開策を見つけ、「度胸」でその策を推進することができます。ITの分野では、長年の経験から過去の事例を元に判断し、プロジェクトの見積りを算出する方法をKKD法と呼んでいます。

KKDのケーススタディ

KKDを補完するビッグデータの出現
期待されるKKD手法の進化

日本では製造業を中心に、これまでKKDが尊重されてきました。しかし変化の激しい現代では、KKDに頼りすぎると判断を間違ってしまう、という見方もあります。そこで最近注目されているのが、ビッグデータです。

医療の世界では「EBM」(Evidenced Based Medicine)という言葉が普及しつつあります。これは「現時点で科学的・統計的にもっとも確からしいと考えられる医療行為を患者に対して提供すること」という意味です。医療現場では、科学的で統計的に有効なデータを用いて意思決定をすることが求められているのです。このような視点が必要となる分野が今後は増えていくと予想されます。

もちろん、データを判断するのは人であり、多くのデータがあるからといって正しい判断ができるとは限りません。人の経験や勘は、問題点の抽出や要因の洗い出し、新たな企画のアイデア出し、といった工程ではとても重要な働きをします。必要とされるデータを十分に集め、それを人の経験を活かしたうえで判断していく。この両方のバランスが求められるのではないでしょうか。

KKDは個人の頭の中で完結するものであり、これまでそれを人に伝えることは困難でした。しかし、論理的思考でフレームワークなどの手法を使えば、現場を知り尽くした人が自らの経験をフレームワークに落とし込み、それを介して人に伝えることも可能でしょう。これからは、いかにKKDを共有できるかが問われそうです。

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