「今ならまだ引き返せる」入社前対応の難しさ|人材採用”ウラ””オモテ” 4月は新入社員研修の季節。せっかく新人研修を行うなら、同時期に入社する中途採用人材の研修も併せて行いたいと考える企業は珍しくない。さらに一歩踏み込んで、「もうすぐ入社する人材」の研修まで一緒に行いたい、と考えるところもある。しかし、これが意外に大きな...
【ローディー】すべては最高のライブを創り上げるためアーティストを支える裏方の要 ライブイベントがかつてないほど盛り上がっている。その“生”の音楽文化を、楽器や機材に関する高度な知識とスキルで支える縁の下の力持ち――「ローディー」。華やかなステージのすぐそばの暗がりに、黒ずくめの服装で身を潜める彼らもまた、一期一会のライブを創り上...
リファレンスチェックとは|目的は身元保証よりも仕事上の評価確認 「リファレンスチェック」とは、中途採用を行う企業が、応募者の以前の同僚や上司らに問い合わせて、応募者の経歴や人柄を確認する手法のことです。リファレンスとは、身元確認、推薦といった意味で使われます。リファレンスチェックには、応募者本人がリファレンス先に...
優秀な人材ほど流出する リストラと人材紹介|人材採用”ウラ””オモテ” 大企業の再生計画のニュースが報じられると、同時に話題となるのが「リストラ」、つまり人員削減だろう。リストラが行われそうだと知ると、先手を打って自力で転職しようという人が増えるので、人材紹介会社にとっては好機と言える。しかしそれは一方で、リストラの難し...
【遺品整理士】 モノを片付けるだけの仕事じゃない。命と向き合い、心に寄り添う「遺品整理」。 “孤独死”が珍しいことではなくなり、少子高齢化がすすむ中、人が亡くなった際に遺族がいない、いても十分に対応できない――人生の最期を巡る厳しい現実がそこにある。少子高齢社会を静かに下支えするプロフェッショナル。モノを片付けるだけではない、命と向き合い、...
[インタビュー] 採用はダイレクト・ソーシングの時代へ。 求められるのは企業の「自社採用力」。 リーマンショックで冷え込んだ中途採用市場は、ここ数年で順調に回復し、完全に売り手市場に転換しました。売り手市場の中でも優れた人材を採用できる企業とは、どのような企業なのでしょうか。また今後、中途採用において人事にはどのような能力が求められるのでしょう...
後向きな理由から始まる、前向きな転職理由|人材採用”ウラ””オモテ” 人材紹介を行うにあたって欠かせないのが、転職を希望する人たちとキャリアアドバイザーとの直接面談だ。そこで最初に確認するのが、転職後のミスマッチを防ぐための最重要ポイントとなる「転職理由」である。そして、ほとんどの転職が最初は「ネガティブな理由」から出...
インタビュー:鈴木孝二さん(エン・ジャパン株式会社) 「仕事は自らの成長ステージです。だから、厳しいのは当たり前。より厳しく、よりチャレンジングな環境を求めなければ、人間成長は望めません」――人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社代表取締役社長の鈴木孝二さんは、2008 年6月に同社の創業者から経...
【ディスパッチャー】ベテラン機長も逆らえない!?世界最高品質のフライトを支える“地上のキャプテン” 華やかな印象の強い航空業界。そこで働く仕事というと、まず思い浮かぶのはパイロットにキャビンアテンダントといったところだろうか。しかしその存在なしには航空機を飛ばすことができない、まさに“フライトを操る陰の立役者”ともいうべき職業がある――
長期休暇をはさむ転職|人材採用”ウラ””オモテ” 年末年始休暇などの長期休暇の後は、転職活動を始める人が増える傾向があると、昔から言われている。一方で、それまで進んでいた転職話を急にストップしたい、方向転換したいという人が現れるのもこの時期だったりする。そのため正月明けの人材紹介会社は、転職希望者か...
インタビュー:松園健さん(株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント) 1975年にイギリスで設立されたジェイ エイ シー リクルートメントは、1988年に日本法人を設立。特に、日系企業と外資系企業の双方に対する、管理職から経営幹部層、またグローバル関連や専門分野の職種などの人材の紹介で高い実績を誇っています。同社は戦略...
【法務教官】 情熱と知識をもって非行少年に向き合う専門職。犯罪の多様化・複雑化に対応し社会の期待にこたえる 陰湿ないじめや悪質な詐欺事件などがマスコミにたびたび取り上げられ、罪を犯した少年に対する世間の目は厳しくなるばかりだ。その結果、社会復帰を望んでもかなわず、再び道を踏み外してしまう者も少なくない。そうした悪循環を断つことが、少年院や少年鑑別所で矯正教...
人材紹介会社にできないこと|人材採用”ウラ””オモテ” 人材紹介会社は多数の企業と取り引きしている。当然、多くの企業の採用情報をいち早く知ることができるわけだが、それらを外部に明かすことは原則的にない。事業計画に関わることで、内密に採用計画を進めたいという場合も多いからだ。このように人材紹介会社には、「立...
インタビュー:佐藤良雄さん(キャリアバンク株式会社) 人材紹介・人材派遣を中心に、北海道に根ざした人材ビジネスを展開しているキャリアバンク株式会社。国内トップの社会保険労務士法人と行政書士法人を傘下に持つSato Groupを率い、顧客のさまざまな課題に応えていく横展開のビジネスモデルによって、他社との...
【データサイエンティスト】統計・IT・ビジネスに通じたデータの目利き。「21世紀で最もセクシーな職業」は日本を救うか イノベーションの陰にビッグデータあり――。GoogleやAmazon、Facebookの成功はその最たる例だが、ただ膨大な量の情報を収集し、自社のデータベースにため込んでいるだけでは、何も起こらない。大切なのはデータの山を解析し、どれだけビジネスに活...
無視できない、転職とSNSの付き合い方|人材採用”ウラ””オモテ” 企業と転職希望者を結ぶ人材紹介にとって重要なのは、やはりコミュニケーションだ。かつては電話や郵便が主流だったが、現在ではほとんどメールに置き換わっている。やがては、これが「SNS」へと移行する時代がやってくるのかもしれない。
【靴磨き職人】“第二の敗戦”直後から続々参入。平成のシューシャインボーイが職人の新モデルに 駅前や繁華街の路上で小さな台に足を乗せ、職人に靴を磨いてもらう――靴磨きと聞くと、そんな光景を思い浮かべる人が多いだろう。しかし近年、そうした従来のイメージを払しょくする新業態の靴磨きが増えている。磨けば光るのは、靴も、仕事も同じ。若き職人たちの発想...
「人」が介在することで成功するマッチング|人材採用”ウラ””オモテ” これといったアピールできるものを持っていない「普通の会社」や「普通の人材」。その良さをみつけてマッチングしていくのも、人材紹介会社の大切な役割だ。まさにキャリアアドバイザーの腕の見せどころである。
【筆耕】コンピュータにはまねできない手書きの存在感。筆一本で勝負する文字の達人 昨今、もらった年賀状が裏も表も印刷だからと気分を悪くする人はまずいない。それなのに、なぜだろう。宛名だけでも手書きの年賀状が届くと、ちょっと嬉しくなるから不思議なものだ。誰もが一度は目にしたことのある招待状や賞状、卒業証書などの美しいだけではない、重...
人材の意に沿わない紹介は、信頼感を失うことにつながりかねない|人材採用”ウラ””オモテ” 人材紹介会社への依頼を終えると、企業は候補者が紹介されるのを待つだけとなる。しかし、候補者がなかなか紹介されない場合もある。欠員などの理由で急いで採用したい時なら、採用担当者のイライラも募ってくることだろう。時間の経過とともに、社内から「どうなってい...