リファラル採用は人材不足の解決策になるのか 本コラムでは、勤務先を推奨する意識の低迷が、いかに採用力に影響を与えるか、特にリファラル採用の観点から考察する。さらに、業種別・職種別の傾向を踏まえ、組織がとるべき具体的な改善策を提示する。
中途(キャリア)採用成功の鍵は「第三者」からのアドバイス 少子高齢化が進む日本。「売り手市場」の中で、企業の採用活動は困難を極めています。このような状況下で、求める人材と出会い、入社へとつなげるにはどうすればいいのでしょうか。株式会社フルタイムシステム 人事部長の大栗さんと、同社の採用を支援する株式会社マイ...
バックグラウンドチェックやリファレンスチェックを実施しているのは1割超【人事白書2025 調査結果】 中途採用でバックグラウンドチェックやリファレンスチェックを行っているかどうかを聞きました。「行っている」は、13.5%という結果でした。「行っていないが、今後行う予定」が6.8%、「検討中」が22.1%、「現在行っておらず、今後行う予定もない」が49...
中途入社時の賃金を転職前より高く設定している企業は約1割 【人事白書2025 調査結果】 中途入社時の賃金と転職前の賃金を比較したときの水準について、階層別に当てはまるものを聞きました。経営層の最多は「わからない」で34.7%、管理職層の最多は「場合によって異なる」で31.2%、一般社員(非管理職)層の最多は「転職前の賃金に合わせている」...
中途採用の課題は「選考基準が曖昧」「メンバーの負荷が大きい」が多い【人事白書2025 調査結果】 2024年度の中途採用の選考プロセスの中で課題に感じたこととして最も多かったのは「選考基準が曖昧」「採用に携わるメンバーの負荷が大きい」で、共に36.2%でした。以下、「選考・内定辞退者が多い」(31.3%)、「採用に携わるメンバーのトレーニングがで...
男女別にみたミドル(40代後半~50代前半)の転職状況~厚生労働省「雇用動向調査」(2023年)より~ 転職がミドルシニアに広がり、企業間で人材獲得競争が活発化すれば、働くミドルシニアから見ると、より「働きがい」や「働きやすさ」を実感できる職場に移るチャンスが増えていく可能性がある。そこで本稿では、ミドル(40歳代後半~50歳代前半)の直近の転職状況に...
酒場学習論【第48回】熊本「とん八」と「アルムナイ」 吞み歩くために熊本に滞在するようになったきっかけは、2016年の熊本地震の翌年4月に再開された「熊本ふるまち酒蔵祭り」でした。熊本県内の日本酒蔵9蔵すべてが参加し、「呑むことが支援につながる=酒援」を旗印に開催されたこの企画に、仲間と一緒に東京から参...
「JREC-IN Portal」を活用して高度な研究人材を獲得し、イノベーションへつなげていく 複雑で変化が早く、多様化する現代においては多くの企業にとってイノベーションが欠かせないものとなっています。そこで注目されるのが博士などの「研究人材」の登用です。自社の取り組みや方針とマッチした高度な人材を採用することにより、事業拡大やイノベーションに...
人手不足問題と即戦力化を実現!「就職氷河期世代」を採用するメリットとは 労働力人口の減少に伴い、多くの企業が人材不足という課題を抱えています。このような状況下、採用ターゲットとして注目を集めているのが「就職氷河期世代」です。厚生労働省では、バブル崩壊後の厳しい雇用環境下に就職活動を行い、希望する仕事へ就けずに活躍の機会に...
酒場学習論【第44回】 「旬味屋サンタ」とオン・ボーディング 東京の東の外れに葛西という街があります。1968年の地下鉄東西線開通後に発展した新しい街です。ですから、歴史を持つ酒場があるわけでもなく、チェーン店文化にやや押され気味です。もう少し一人吞みに適した個人経営酒場があってもいいと思うのですが。そんな中に...
中途採用の応募者数は増加傾向、内定辞退者数は「変わらなかった」が約5割 2023年度の中途採用の応募者数を聞いたところ、「大きく増加した」(9.4%)、「増加した」(26.3%)を合わせた割合は35.7%。内定辞退者数を聞いたところ、「変わらなかった」(48.9%)が最も高くなっています。
経営者の約8割が、中途採用に関心を持っている 経営者の中途採用への関心度について聞きました。「とても関心が高い」(43.4%)、「どちらかというと関心が高い」(40.5%)は合わせて83.9%で、「全く関心がない」(1.1%)、「どちらかというと関心 が低い」(12.7%)は合わせて13.8%で...
転職の都市伝説を人事目線で考える 転職には都市伝説ともいえる真偽不明の噂があります。年齢や性別、過去の転職回数、ブランクの長さが採用に影響するといった都市伝説を、大規模調査データの分析から検証して実態を解明。個別の企業人事の目線で読み解き、人事への示唆を得ます。
人材紹介サービスの傾向と選び方~全国の企業一覧~ 即戦力人材や高い専門性を持った人材の採用難易度が上がる中、活用したいのが自社に適した人材をマッチングする人材紹介サービス。ただし、複数の人材紹介サービスを併用しても、業務が煩雑になるだけなんてことも……。自社の採用活動を効果的に行うための人材紹介サー...
企業と副業人材のミスマッチを防止する採用コミュニケーション 近年、日本における「労働移動の円滑化」の議論が活発に行われている。現在の日本で労働移動の多くを占めるのは「転職」とされるが、転職者が入社後に「こんなはずではなかった」というリアリティ・ショックを感じるリスクの高さが指摘される※1。そのため、最近では「...
アクシスコンサルティング・山尾幸弘さん:コンサルティング領域に特化し、企業・人材と継続した関係を築く コンサルティング領域に特化する人材紹介事業を祖業とするアクシスコンサルティング。大手コンサルティングファームに所属するコンサルタントの四人に一人が同社に登録していると言われています。近年は人材紹介事業だけでなく、コンサルティング人材のスキルシェアに関...
別所哲也氏・Indeed Japan田尻氏対談 パーパスを届ける「HRブランデッドムービー」 米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」。1999年から開催されてきた映画祭で、2016年からは企業や広告会社がブランディングを目的に制作するショートフィルム(ブランデッドムービー)の...
労働力不足に立ち向かうための「スキルベース採用」導入に必要な4つのこと 日本企業は、労働力不足に対してさまざまな角度から対策をとっている。たとえば、デジタル化による業務効率改善、これまで職場で主力とされてこなかった女性や高齢者の活用、そのような多様な人材が活躍するための長時間労働の是正といった働きやすい職場環境の整備など...
注目される「労働移動」と過渡期を迎える日本の雇用 ~働き手にとって魅力的な職場とは?~ 「労働移動」に対する関心が高まっている。企業間の労働移動が円滑である国ほど生産性及び生涯賃金が高いとされており、円滑な労働移動の推進は日本の経済成長率と賃金を高めていくための有効な手段と考えられている。
企業のアルムナイネットワークは日本でも導入が進むのか -「去る者日々に疎し」から拡張された人的資本への再定義 未だに多くの企業の雇用慣行は新卒一括採用で定年まで勤めあげることが主流であり、転職で企業を離れた社員の出戻りは珍しいのではないだろうか。先進的な企業においては、アルムナイ制度の整備が進んでいる。保守的と言われる我が国金融業界における導入状況を確認し、...