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いかに企業のパーパスを求職者へ届けるのか 俳優 別所哲也氏とIndeed Japan田尻氏が語る「HRブランデッドムービー」の可能性

注目の記事中途採用[ PR ]掲載日:2023/08/01

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」。1999年から開催されてきた映画祭で、2016年からは企業や広告会社がブランディングを目的に制作するショートフィルム(ブランデッドムービー)の祭典「BRANDED SHORTS」も開催しています。「BRANDED SHORTS2023」では五つの部門を設定。その一つがHRに関連したブランデッドムービーを対象とする「HR部門」で、その趣旨に共感したIndeed Japan株式会社が協賛しています。採用難といわれる近年、企業のパーパスや思いを発信して求職者の共感を得ようとする取り組みが増えていますが、動画で企業の思いを表現するHRブランデッドムービーは、採用ブランディングにおいてどのように活用できるのでしょうか。同映画祭の代表で俳優の別所哲也さんと、Indeed Japan株式会社マーケティング本部 シニアディレクターの田尻祥一さんに聞きました。

Profle
別所 哲也さん
別所 哲也さん
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2023代表 / 株式会社パシフィックボイス代表取締役

べっしょ・てつや/1990年、日米合作映画『クライシス2050』でハリウッドデビュー。米国俳優協会(SAG)会員。その後、映画・ドラマ・舞台・ラジオなどで幅広く活躍中。「レ・ミゼラブル」、「ミス・サイゴン」などの舞台に出演。1999年より、日本発の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」を主宰し、文化庁長官表彰受賞。観光庁「VISIT JAPAN大使」、映画倫理委員会委員、外務省「ジャパン・ハウス」有識者諮問会議メンバー、東京観光大使に就任。内閣府・世界で活躍し『日本』を発信する日本人の一人に選出。第1回岩谷時子賞奨励賞受賞。第63回横浜文化賞受賞。

田尻 祥一さん
田尻 祥一さん
Indeed Japan株式会社 マーケティング本部 シニアディレクター

たじり・しょういち/2004年にアクセンチュア株式会社に入社。国内外のさまざまな経営戦略・事業改革プロジェクトに従事。2009年にデル・テクノロジーズ株式会社に入社。アジア太平洋地域における営業企画や日本法人経営企画室室長を歴任。2013年からマーケティング統括本部にて本部長としてB2B及びB2C向けマーケティングを統括。2022年より現職。

四半世紀を迎えた、アジア最大級の国際短編映画祭

映画祭の概要をお聞かせいただけますか。

別所:この映画祭は今年、初回開催から25年というメモリアルイヤーを迎えました。歴史を重ね、多いときは1万本ものショートフィルムが世界130に迫る国と地域から寄せられます。米国のアカデミー賞公認の映画祭で、そのゲートウェイフェスティバルとして世界中から認知されています。

東京に、そして日本にテクノロジーを駆使した映像コミュニケーションであるショートフィルムが多く集まっています。「スターウォーズ」を手掛けたジョージ・ルーカス監督の名前が付いた「ジョージルーカス・アワード」というグランプリもあるのですが、ルーカス監督の名を冠するアワードは世界初です。

映画祭を立ち上げた経緯をお聞かせください。

別所:ショートフィルムの歴史は長いのですが、私はMicrosoft Windows 95が発売された数年後の1997年秋に、米国の西海岸でショートフィルムに出会いました。そのとき、インターネットの普及により、音声通信の次は動画配信が流行する。ストーリーテリングとしての短尺物のショートフィルムがもう一度主人公になる時代がやってくる、と感じたのです。

実際に、シリコンバレーがある北カリフォルニアから来た人たちが、南カリフォルニアでのさまざまな映画祭に顔を出すようになっていました。何か新しいことが始まるという予兆を感じ、「ショートショート フィルムフェスティバル」の元になる映画祭をスタートさせました。

別所 哲也さん(ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2023代表 / 株式会社パシフィックボイス代表取締役)

ブランデッドムービーはHRコミュニケーションに不可欠なチャネル

なぜ、HR 分野の表彰制度を設けようと考えたのでしょうか。

別所:もともとブランデットエンターテイメントは、テレビでのコミュニケーションが変化する中で生まれたのですが、変化は最初にPRの分野で起こりました。作品の中に、企業のパーパスやミッション、思いが込められるようになったのです。もはや、商品のスペックや売りを伝えるという短期的な情報コミュニケーションではなく、会社がどのような思いで、何を目指しているのかを伝えるコミュニケーションに変容していきました。

変化の中心にあるのが、HRコミュニケーションでした。会社としてはどういう人を集めたいのか、どのような人に入社してほしいのかを伝えたいし、求職者もどんな会社なのかを知りたいはずです。それらを伝える手段として「HRブランデッドムービー」が生まれました。

HRブランデッドムービーが活用されているのは日本だけではなく、世界的に同様のトレンドが生まれていました。HRブランデッドムービーは、いわゆるマーケティングを主な目的としたブランデッドムービーとは違った形で進化していくのではないか。映像作家やクリエイターの新しいキャリアパス、キャリア形成につながるのではいかと感じ、この分野を育てたいと思いました。

Indeed JapanがHR部門に協賛している背景には何があるのでしょうか。

田尻:Indeedは「We help people get jobs.」をミッションとして、あらゆる人々が公平かつ透明なプロセスにより、自分に最適な仕事を得られる社会の実現を目指しています。

自分に最適な仕事を探すとき、情報に偏りがあってはいけません。仕事の内容を理解する上で、動画素材は非常に強力なツールです。実際、若年層を中心に動画で情報収集をする人は増えているといわれます。

ブランデッドムービーは企業が求職者へ自社の情報を届けるため、また、求職者が企業について深く理解し、自分に合った仕事を得ていくために、欠かせないチャネルといえます。

今後、企業が動画を活用した情報発信を進めていけば、企業は自社が求める人材を採用でき、求職者はより自分に合った仕事を見つけて、自身が目指すキャリアを構築しやすくなると考えています。そうした背景から、HR部門をサポートしています。

HR部門では、どのような観点で審査しているのですか。

別所:人材採用につながるブランディングの観点から、「パーパス」「企業の魅力」「メッセージ」「視聴維持」「オリジナリティ」「視聴後の想起」を審査。その中で、最もエンゲージメント性の高い映像に「HR Best Short Award」を授与します。今年は、株式会社ソラジマの新人編集者が、初めての担当作品をリリースするまでを追った密着形式の企業ブランドムービー「WEBTOON新人編集者 密着ドキュメント」が受賞しました。

HR Best Short Award

BRANDED SHORST 2023セレモニー Indeed Japanマーケティング本部シニアディレクター田尻祥一氏と
HR Best Short Award受賞の『WEBTOON新人編集者 密着ドキュメント』(株式会社ソラジマ)のTommaso Barbetta監督

HR分野で動画の活用が根付きつつある

これまでの受賞企業からは、どのような反応がありましたか。

別所:たとえば、2022年に受賞した株式会社ニチイ学館さんからは「見る人の価値観を覆すことができるのがブランデッドムービーの良さ。特に新卒採用では、学生に介護の仕事を知ってもらえる期間が短いため、動画が必要不可欠なツールになるはずだ」とおっしゃっていました。また、動画を作ったことで社内から、介護サービスの温かみや優しさ、やりがいを再認識できたという声が上がったそうです。ブランデッドムービーは、企業の思いを対外的に発信するだけでなく、インナーブランディングに活用することで働く人の意欲を高めることもできるのです。

私は、PR・IR・HRという三つの分野で動画の活用が進み、物語化していくと考えています。大切なお客さまとつながるため、あらゆる企業がストーリーテリング手法を用いたショートフィルムを活用するでしょう。人事採用における“物語”も広がっていくはずです。

HR部門の作品群にどのような印象をお持ちですか。

田尻:私は半年前にIndeedに入社したばかりなので、今回初めて作品を見ました。ただ単に「こんな仕事があります」「このような会社です」という情報を伝えるのではなくて、どの作品も「企業のミッションとして何を考えているのか」「その会社に入ると何が実現できるのか」を非常にクリアに描いています。

特に受賞作品は、「この会社に入社するとどのようなワクワク、ドキドキがあるのか」を感じさせてくれました。また、作品としても映像の美しさや音楽のつながりの良さ、テンポの良さが目立っていました。

企業メッセージでは、「共感」と「違和感」をセットで伝えることが重要

人材サービスを提供する立場から、企業の採用ブランディングにおける現状をどのように捉えていますか。

田尻:これまで日本では、それぞれの企業の求人要件に則して求職者に説明することが多かったように感じます。

しかし最近は、企業の思いを伝え、採用ブランディングに生かす傾向が、次第にHRの領域で見られるようになっています。これまで伝えてきた企業のミッションに加えて、働いている人々がどんなことを感じているのか、何を達成できるのかまで伝えようとする取り組みが広がってきているように感じます。

さらに、マーケティングの視点で見ると、これまではHR領域で動画を使うこと自体が変化点でしたが、今後は動画でどのように、どのくらいの秒数で企業のメッセージを伝えていくのが最も効果的かなど、より質に重点を置いて活用が進むようになると考えています。

今後の企業の採用ブランディングはどうなるとお考えですか。

別所:動画クリエイターが作り出す目線で、企業が自己表現をする。その過程で仲間やチームビルディングといった描写があると、共感が生まれると思います。

私は今回の受賞作品を見て主人公の女性が「違和感」という言葉を使ったシーンにドキリとしました。具体的には、「違和感みたいなものを届けたい」と語られていました。それは、漫画を作るという意味での感覚の中でとても大事なことだと思います。

最近、「共感」という言葉を聞く機会が増えたように感じます。共感を語るときは必ず違和感も併せて感覚的に捉えないといけません。それが主人公の言葉で発せられたのが印象的でした。

HRブランデッドムービーだけでなく、採用でも、求職者が働く時の共感とある種の違和感をどう伝えていくかは、非常に大切だと思います。違和感は、決してネガティブなことではありません。むしろ、自分の中にないもの、異質なものに出会ったときの向き合い方や、乗り越え方などを知るきっかけになると思います。

田尻:採用難といわれて久しく、人事・採用担当の皆さんはさまざまな課題に直面していると思います。「自社が求める人材と出会えない」「十分な応募数が得られない」「採用しても早期退職してしまう」。そうした課題を解決するためにも、企業の魅力をより広く、より正しく伝えることが重要だと考えています。

人事・採用担当の方々には、自社の魅力や一緒に働く仲間の素晴らしさを言語化し、主体的に情報発信していく取り組みを進めてほしいと思います。今回のアワードを通して、ブランデッドムービーが持つ可能性を感じてもらえたらうれしいですね。

別所 哲也さん(ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2023代表 / 株式会社パシフィックボイス代表取締役) 田尻 祥一さん(Indeed Japan株式会社 マーケティング本部 シニアディレクター)

テクノロジーと共に進化する映像、HR動画の世界観も大きく広がる

映画祭について今後の展望を教えてください。

別所:私の行動指針は、アフリカのことわざ「If you go fast, go alone. If you go further, go together.(早く行かなければいけないときは、一人で行く。より遠くへ行きたいときには、仲間を作って皆で行く)」に集約されます。

映画祭を25年続けてきて思うのは、映画祭と人事採用は、仲間を作り、人と人がつながるという点で共通しているということです。人の体温を感じる分野に、どのようにテクノロジーが関わるのか。

今後は、ますますAIやロボットが活用される時代になります。10年後には社会からなくなる職業があるかもしれません。そうした中では、新しい職業のあり方を提案していけるようにならないといけない。

私たちの映画祭も、新しい映像文化や映像事業、コミュニケーションのスタイルを提案できる場でありたいと願っています。その最先端にあるのが、このHRブランデッドムービーだと認識しています。

田尻:確かにAIの影響は気になりますね。これまで広告の世界では、人間が広告文を一生懸命考えてきたのですが、自動生成AIがより多くの広告文を作り出し、質を高める支援をするという変化も起きています。

今後、映像制作においてどのようにAIが活用されていくのかはまだわかりませんが、映像表現がさらに発展する可能性があると思っています。

別所:HRブランデッドムービーの世界観も、これまで以上に広がっていくでしょう。

別所 哲也さん(ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2023代表 / 株式会社パシフィックボイス代表取締役) 田尻 祥一さん(Indeed Japan株式会社 マーケティング本部 シニアディレクター)

(取材:2023年6月14日)

「BRANDED SHORTS 2024」ブランデッドムービー応募受付中

日本で唯一の国際的な広告映像部門「」

従来のコミュニケーションプランニングだけでは、顧客とのエンゲージメント醸成が難しくなってきた時代。企業と顧客とのコミュニケーションも大きく変化し、昨今、動画マーケティングに力を入れる企業が増えてきています。特にブランデッドムービーと呼ばれる映像は、「生活者にとっての価値(エンターテイメント性や有益性)」と「企業やブランド側からのメッセージや理念」を両立出来る コンテンツとして、注目を集めています。
2016年、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)では、このブランデッドムービーを国際短編映画祭としての独自の基準を設け、 それらの作品を集める公式部門「BRANDED SHORTS」を設立しました。日本で唯一の国際的な広告映像部門として、ブランデッドムービーの可能性を創造し続けています。

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