人事白書調査レポート2025 注目の人事課題
次期社長・CEOの育成に取り組んでいる企業は1割未満

「サクセッションプランを策定済みで、既に候補者の育成を始めている」は約1割
次期社長・CEOのサクセッションプランの取り組み状況について聞きました。「サクセッションプランを策定済みで、既に候補者の育成を始めている」は9.0%でした。「サクセッションプランを策定済みだが、まだ候補者を絞れていない」は3.6%、「サクセッションプランの策定中」は6.7%、「まだサクセッションプランを策定していないが、今後策定する予定」は15.0%、そして「現在サクセッションプランを策定しておらず、今後も策定する予定はない」が35.6%となっています。
「その他」(3.2%)には、「トップが次期候補を人選し育成を開始している」「親会社の意向による」「原則親会社からの異動により着任する」「後継は血筋で決まっている」「オーナー企業のため、候補者はほぼ選定済」「米国本社にて策定していると思われる」「親会社の判断になると思われるので全く不明」「グローバル本社の取り組みでローカルでは行っていない」などの記述がありました。
従業員規模別に見ると、「サクセッションプランを策定済みで、既に候補者の育成を始めている」は5001人以上の企業で27.3%と高くなっています。
業種別では、「サクセッションプランを策定済みで、既に候補者の育成を始めている」はメーカーで11.7%とやや高くなっています。
業績別に見ると、市況よりも良い企業で「サクセッションプランを策定済みで、既に候補者の育成を始めている」が12.2%とやや高くなっています。
※本調査結果の引用について
本調査結果を引用される場合は、以下の出典を明記してください(引用の範囲内であればご連絡は不要です)。可能であれば本ページにリンクを張ってください。
出典:『日本の人事部 人事白書2025』
実施時期 | 2025年3月3日~3月31日 |
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調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 6,139社、6,285人(のべ) |
質問数 | 158問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働きやすさ・働きがい/7.組織文化/8.注目の人事課題(コミュニケーション、HRBP、サクセッションプラン、テクノロジー活用) |
出典:『日本の人事部 人事白書 2025』

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