人事白書調査レポート2022 育成
リスキリングが「重要だ」「やや重要だ」を合わせると8割を超える
リスキリングの重要性
従業員に対する「リスキリング」の重要性について聞いたところ、「重要だ」(47.5%)と「やや重要だ」(35.7%)を合わせて83.2%の企業が重要であると回答しています。この割合は従業員規模別、業種別、業績別に見てもおおむね同様で、企業規模・業種・業績にかかわらず、リスキリングが重要と考えている企業が多いことがわかります。
リスキリングの取り組み状況
従業員に対する「リスキリング」の取り組みを聞いたところ、取り組みを行っている、もしくは行う予定である企業は、「行っている」(11.8%)と「行うことを検討中」(31.8%)を合わせて43.6%でした。従業員規模別に見ると、5001人以上の企業では「行っている」(23.4%)、「行うことを検討中」(42.2%)を合わせて65.6%と、およそ3社に2社の割合となりました。
『人事白書2022』の本誌では、従業員にリスキリングしてほしい内容、リスキリングを進めるうえでの課題に関する調査結果も掲載しています。
実施時期 | 2022年3月7日~3月31日 |
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調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 5,200社、5,441人(のべ) |
質問数 | 153問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働き方/7.組織開発/8.注目の人事課題(ウェルビーイング、パーパス、職場の関係性) |
出典:『日本の人事部 人事白書 2022』
全国の人事の実態・課題を明らかにし、解決の糸口を探る『日本の人事部 人事白書』から、調査レポートを公開。貴社の課題解決にご活用ください。