人事白書調査レポート2022 組織開発
組織開発が重要だと考える企業は約8割
実際に組織開発を行っている企業は約4割
組織開発が重要と考える企業は約8割
組織開発の重要性をどのように考えているのかを聞きました。「大変重要である」(39.0%)、「重要である」(43.3%)の回答を合わせて82.3%となりました。一方、「重要ではない」(1.3%)、「あまり重要ではない」(5.1%)は合わせて6.4%と、少数です。近年、組織開発が企業における課題として取り上げられることが増えていますが、まさにそのことを裏付ける結果となっています。
組織開発を「行っている」企業は約4割。業績の良い企業で高い割合
組織開発に関する取り組みを行っているかどうかを聞きました。「行っている」は41.2%で、「今後行う予定である」が35.6%、「行っておらず今後も行う予定はない」は11.0%という結果です。「わからない」という回答も12.3%ありました。
業績別に見ると、「行っている」は市況よりも良い企業が45.9%であるのに対し、市況よりも悪い企業では22.8%と低くなっています。
『人事白書2022』の本誌では、各社における組織開発の定義などについても掲載しています。
実施時期 | 2022年3月7日~3月31日 |
---|---|
調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 5,200社、5,441人(のべ) |
質問数 | 153問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働き方/7.組織開発/8.注目の人事課題(ウェルビーイング、パーパス、職場の関係性) |
出典:『日本の人事部 人事白書 2022』
全国の人事の実態・課題を明らかにし、解決の糸口を探る『日本の人事部 人事白書』から、調査レポートを公開。貴社の課題解決にご活用ください。