日本能率協会グループ
第1回「ビジネスパーソン1000人調査」働き方に関する意識アンケート結果
30代・40代の半数近くが「仕事にやりがいなし」「能力発揮できていない」
女性は8割が「リーダー」より「メンバー」を志向、仕事優先スタイルは敬遠
企業の人材育成やものづくり革新、調査・システム開発などの経営支援サービスを提供する日本能率協会グループは、このたび、全国のビジネスパーソンに対して働き方に関する意識調査を行いました。
【トピックス】 ※詳細は「ニュースリリース全文」からPDFをご参照ください。
1.30代・40代の半数近くが「仕事にやりがいなし」「能力発揮できていない」
2.女性の8割が「リーダー」より「メンバー」を志向、仕事優先スタイルは敬遠
3.「収入」がモチベーションを左右するも「現状に不満」7割、成果主義志向が多数派
4.やる気と自信にあふれたシニア、「いくつになっても働きたい」7割強
5.若手社員はスキルアップの意欲高いが、「教育は会社の責任」と人任せな一面も
6.仕事の能率上げる「事前の情報収集」、職場に足りない「人材のスキルアップ」
≪コメント≫
今回の調査では世代によって回答に差がみられ、働き方に対する意識の違いが明らかになった。働き盛りの30代・40代ビジネスパーソンの半数近くが仕事からやりがいを得られず、能力を発揮できていないと感じていることは、組織の中核たるミドルの疲弊として危機感をもって受け止めたい。企業が人材の競争力を高めるには、賃金・評価といった人事労務制度の見直しと、従業員の意識・組織風土の改革という両面から対応する必要がある。
また、女性はバリバリ働くキャリア志向ではなく、職場環境を重視し家庭と両立できる範囲において等身大で働きたいという姿が浮き彫りになった。政府の成長戦略に掲げられた女性の活躍推進についても、働く人の意欲に応じた雇用形態・仕事内容とのマッチングがカギといえよう。
■調査名称:ビジネスパーソン1000人調査
■調査期間:2013年6月21日(金)~26日(水) 6日間
■調査対象:(株)日本能率協会総合研究所「JMARリサーチモニター」のうち全国の18歳~69歳までの有職者(パート・アルバイト、医師・弁護士などの専門職業、自由業を除く)
■調査方法:インターネット調査
■回答者数:1,000人(内訳:男性751名、女性249名) ※回答は小数点第2位を四捨五入
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(一般社団法人日本能率協会 http://www.jma.or.jp /7月24日発表・同社プレスリリースより転載)