マンパワー・ジャパン、外国籍の方々に対する人材紹介サービスを開始
~グローバルネットワークを生かし、外国籍の人材採用に伴う企業の人材戦略を支援~
総合人材サービスのマンパワー・ジャパン株式会社(本社・神奈川県横浜市、取締役・代表執行役会長兼社長:ダリル・グリーン、資本金:40億円)は、2011年11月9日から、外国籍の方々に対する人材紹介サービス「ボーダレスタレントソリューション」を、マンパワー・プロフェッショナル本部内の「人材紹介事業部」において本格的に開始します。マンパワーグループが保有する世界82ヶ国・地域におけるグローバルネットワークを最大限に活用し、中でもアジア地域を中心に、日本での就労を希望する外国籍の求職者の方々と海外の優秀な人材を必要としている企業の双方のニーズに沿った、きめの細かいサービスを積極的に提供していきます。
【 事業開始の背景 】
日本の労働人口は、少子高齢化に伴い2004年をピークに減少傾向にあり、企業が継続的に事業を拡大し、世界での競争力を維持するためには、より戦略的な人材確保が不可欠となってきています。 一方、アジア諸国に目を向けると、若年層の人口が多く、各国の大学には優秀な学生が多く在籍しており、こうした人材の獲得競争は、既に欧米系企業を中心に世界規模で行われているのが現状です。今後益々経済のグローバル化が加速する中、自動車や電機メーカー、物流会社など多くの日本企業においても、海外の優秀な人材を積極的に採用する動きが高まっています。また今後アジア地域への事業展開を考える企業の増加に伴い、語学が堪能で、海外でも活躍できる優秀な人材需要の高まりが予想されます。
マンパワー・ジャパンでは、1年半ほど前からIT技術者に絞って、フィリピンからマンパワーの契約社員を登用し、企業に業務委託の形態で就業させる事業を展開してきましたが、そこで培ってきた実績とノウハウを生かし、IT技術者に限らず広く外国籍の人材の紹介事業を始めることで、優秀な外国籍の人材を採用したいと考える企業のニーズに応えることが可能となります。
【 主な事業の流れ 】
具体的な流れとしては、日本での企業の人材ニーズに沿って、各国にあるマンパワーの現地法人や現地にある協力会社と連携し、外国籍の人材をリクルーティングします。各国の現地法人には、「ジャパンデスク」を設置し(既にジャパンデスクのある国も含め)、日本語および英語ないしは現地で使用している言語が堪能な日本人スタッフを常駐させ、渡航手続きや語学学習なども含め、外国籍の方々が安心して日本で就業できるよう包括的なフォローアップ体制を充実させます。日本においては、必要に応じて日本語の補習やカウンセリングを行い、日本で就労するために必要な生活面での情報提供をはじめ、様々な就業までの支援を行い、人材紹介サービスの拡充を図ります。さらに、外国籍の人材の受け入れを計画している企業に対しては、必要な諸手続きのサポートを行うと共に、海外進出を計画している企業に対しては、現地でのレンタルオフィスや人材の確保など、必要に応じたコンサルティングサービスを行います。また、グローバルネットワークを通じて、海外での最新の人材情報をつねにリアルタイムで提供することも可能であり、今後は、フィリピンのみならず、インドや韓国などのアジア各地域から外国籍の人材を招き、企業に紹介していく予定です。初年度は50~80名の紹介を目指します。
マンパワー・ジャパンでは、今後も、総合人材サービス企業として長年培ってきた経験とグローバルネットワークを生かし、地域を問わず就業を希望する求職者の方々と外国籍の人材を採用したいと考える企業の現状を踏まえ、市場のニーズに合った様々な働き方を提案していきます。単に労働力の確保というだけでなく、高い知識やスキルを持つ優秀な外国籍の人材の登用を支援することで、企業のグローバル化および活性化に貢献します。
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(マンパワー・ジャパン株式会社 http://www.manpower.co.jp/ /11月2日発表・同社プレスリリースより転載)