インテリジェンス、求人情報サービス「an」
大学生800人に聞いた「就職活動に役立つアルバイト」
インテリジェンス(東京都千代田区、高橋広敏・代表取締役 社長執行役員)が運営する求人情報サービス「an」は、大学生800人を対象に、アルバイトと就職活動に関する意識調査を行いました。結果がまとまりましたので、お知らせいたします。 ※ 詳細は、採用企業向け情報サイト「anレポート」にて公開しています。
【 調査結果 】
■ 就職難と感じたことはある? ― 7割が「感じる」 1・2年生も、就活に危機感
大学生に、実体験としてまたは先輩を見て、就職難だと感じたことはあるか聞いたところ、75.0%が「感じる」と回答する結果となりました。学年別では、2年生(77.0%)が最多、次いで1年生(76.5%)、最も少ない4年生でも71.5%となり、就職活動に苦戦する先輩を見ることで、1・2年生のうちから既に就職活動に厳しさを感じている学生が多いことが分かります。
また、就職活動を意識してアルバイトを選んだことがあるか(もしくは選ぼうと思うか)聞いたところ、20.5%が「選んだことがある(もしくは選ぼうと思う)」と回答。大学生の5人にひとりが、アルバイトを有力な就職活動対策として捉えています。
■ アルバイトが就活に役立つポイント ― アルバイトは、社会を事前体験する場
そこで、就職活動を意識してアルバイトを選ぶ際に重視するポイントを聞いたところ、「言葉づかいやビジネスマナーなどを学べること」が70.1%で最多、次いで「社会人と接することができること」(62.5%)、「人とは違う体験ができること」(45.8%)と続きます。その理由を聞いてみると、「社会に出てもすぐに通用する人材になりたいため」(72.2%)が2位を大きく引き離して最多、次いで「履歴書・面接でアピールしたいため」(50.0%)、「何かやっておかないと不安なため」(38.2%)と続きました。大学生がアルバイトを、就職活動を前に社会と関わりを持つ機会と捉え、「社会を経験する場」「社会で通用するスキルを身につけ、自信をつける場」として活かしたいと考えていることが分かります。
■ 就活に有利なアルバイトは? ― 社会を経験できる・基本スキルを身につけられる職種が人気
大学生に、就活に有利だと思うアルバイトを聞いたところ、1位「接客(フード・アミューズメント)」(50.5%)、2位「営業」(45.8%)、3位「講師・インストラクター」(32.1%)が上位に。理由としては、「敬語を正しく使えるようになる」「基本的なマナーや自然な笑顔など、相手に好感を持ってもらえる振る舞いが身につく」といった、社会人としてのマナーを身につけたいという意見や、「対面販売など、仕事の基本がわかりそう」「世代の違う人との会話に今から慣れておく」など、社会の仕組みや人間関係を理解したいといった意見が目立ちました。
■ 解説 ― 社会を経験できる・基本スキルを身につけられる職種が人気
景気低迷による就職難の影響を受け、大学生のアルバイト選びに変化が見られます。これまでは、大学1・2年生のうちはファーストフード・居酒屋・家庭教師など、学生のアルバイト仲間が多く、入りやすいアルバイトを選び、3年生後半より、営業職など就職後を意識したスキルアップ直結のアルバイトにシフトする……という動きが一般的でした。しかし最近、1・2年生のうちから接客・営業などを選ぶ学生が増えてきています。就職活動で悩む先輩を目の当たりにし、自らの就職に焦りを感じる大学1・2年生において、アルバイトを就職につながる力を身につけるチャンスとして捉える傾向が高まっていると思われます。 (「an」編集長 奥山 真)
【 調査概要 】
■ 調査方法: インターネットリサーチ
■ 調査対象: 四年制大学に在学中の大学生(全国)
■ 調査時期: 2010年2月8日〜2月11日
■ 有効回答数: 800人(各学年200人)
【 参考 】
「an」で実施しております意識調査や求人情報に関するデータは、採用企業向け情報サイト「anレポート」にて公開しております。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・3月19日