リンクアンドモチベーション、内定者を“自立型人材”へ
『内定者育成WEBシステム』リリース
経営コンサルティングのリンクアンドモチベーション(東京都中央区、小笹芳央・代表取締役、以下LM)は、内定者を「自立型人材」へ育成するためのWEBシステムを、2009年4月より提供します。
多くの企業において、不況の影響で育成コストが削減されるだけでなく、現場社員も目の前の業務に追われて新入社員の面倒を見ることができなくなっています。こうした状況では、“育ててもらう”のではなく、“自ら成長する”ことのできる「自立型人材」へと、内定者の段階から育成することが必要であると考え、当WEBシステムを開発いたしました。また、地方採用の内定者などを一同に集める機会を減らすことができるため、効率的な育成が可能になります。
■ 開発の背景
内閣府が発表した2008年10-12月の国内総生産(GDP)改定値では、実質GDPは年率換算で前期比12.1%減となっており、多くの企業が「100年に一度の不況」に苦しんでいることが伺えます。
また、このような状況下で企業は積極的なコスト削減を余儀なくされており、育成コストもその対象となるため、社員育成は現場で行わざるを得なくなっています。しかし、それもままならないのが現実です。なぜなら、“派遣切り”や“中途採用の凍結”、“正社員のリストラ”などによって、より少ない人数で業務を進めることが求められるようになり、ほとんどの社員は目の前の業務に追われ、他人の面倒など見ている余裕がなくなるためです。
その一方で学生は、このような厳しい環境に迎え入れられるにもかかわらず、“ナイーブで受身”、“正解探しをする”などといった特徴をもつ「ゆとり世代」です。「育てる余裕などない」と考える企業と、「育ててもらえる」と考える学生の間に、意識のズレが生じてしまっているケースも少なくありません。
上記のような状況からLMは、自ら考え、自ら学び、自ら成長することのできる「自立型人材」へと内定者を育成し、入社を迎えさせることが必要であると考え、当WEBシステムを開発しました。
■ システム内容
◆ システムの目的
内定者を「自立型人材」へと育成する。
◆ システムの特徴
「自立型人材」を育成するためには、「自ら考え、自ら学ぶ」機会を提供すること、「自ら成長する」ためにPDCAサイクルを回す習慣づけをさせることが必要です。
◆ システムの流れ
(1)チーム形成(リアルコミュニケーション)
・実際に顔を合わせ、チームを形成する。
・適性検査を用い、自らの就職活動を振り返りながら、自己課題を抽出する。
(2)アイスブレイクワーク(WEBコミュニケーション)
・WEB上で、自らが主体的に参加しないと成立しないグループワークを実施。
(3)メインプログラム(WEBコミュニケーション)
・チームに課題を与え、3ヵ月後にプレゼンテーションをさせる。
・“正解のない”課題を与えることにより、自ら考える機会を提供する。
(4)最終プレゼンテーション(リアルコミュニケーション)
・実際に顔を合わせ、課題のプレゼンテーションを行い、優勝チームを決定する。
・再度適性検査を用い、チームメンバーで相互フィードバックをし、自己の成長の為 の改善点を設定する。
※ メインプログラムで与える課題は、採用パンフレット制作や、内定企業の10年後を描かせるプログラムなど、カスタマイズでご提案します。
※ 本リリースの詳細はこちらをご覧ください。
リンクアンドモチベーション http://www.lmi.ne.jp/同社プレスリリースより抜粋・4月6日