「選考」に関する調査
第一志望以外の企業にも、「第一志望だと伝える」の回答が約半数。「良い印象を持って欲しい」「熱意を伝えたい」の声
株式会社学情(本社:東京都中央区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「選考」について調査しました。第一志望ではない企業から志望順位を聞かれた際に、「第一志望だと伝える」と回答した学生が52.5%に上りました。「第一志望群だと伝える」の回答は34.2%でした。「第一志望だと伝える」と回答した学生からは、「企業に良い印象を持って欲しい」「熱意を伝えたい」といった声が上がりました。「第一志望群だと伝える」と回答した学生からは、「正直に言ったほうが、力を発揮できると思う」「志望順位はある程度リアルに伝えておいた方が、内定を得た後、承諾を待ってもらえると思う」といった声が上がっています。また約3割の学生が、同時に複数の内々定を持っていることについて「抵抗を感じる」と回答しました。
【TOPICS】
(1)第一志望以外の企業にも、「第一志望だと伝える」の回答が約半数
(2)同時に複数の内々定を持っていることについて、「抵抗を感じる」と回答した学生が3割に迫る
【調査の背景】
以前は、「100社以上」の企業にプレエントリーし、選考参加社数が「30社以上」に達する学生も少なくありませんでした。また「内定獲得」のために、企業に志望度を聞かれた際は志望度に関わらず「第一志望」と回答する学生が多い傾向でした。一方で最近は、「選考に参加する企業を絞り込み、1社1社丁寧に企業研究を行う」「企業には志望度を正直に伝える」など、「内定獲得」よりも「入社後」を見据えて誠実に就職活動をする学生が増加傾向です。「競争」よりも「協調」を大切にするといった特徴を持つと言われるZ世代の、就職活動における特徴や考え方を探りました。
【調査概要】
(1)第一志望以外の企業にも、「第一志望だと伝える」の回答が約半数
第一志望ではない企業から志望順位を聞かれた際に、「第一志望だと伝える」と回答した学生が52.5%に上りました。約半数の学生は、志望順位に関わらず「第一志望」と伝えることが分かります。「第一志望群だと伝える」の回答は34.2%でした。「第一志望だと伝える」と回答した学生からは、「企業に良い印象を持って欲しい」「熱意を伝えたい」「全社第一志望のつもりで受けている」といった声が上がりました。「第一志望群だと伝える」と回答した学生からは、「正直に言ったほうが、力を発揮できると思う」「志望順位はある程度リアルに伝えておいた方が、内定を得た後、承諾を待ってもらえると思う」といった声が上がっています。
(2)同時に複数の内々定を持っていることについて、「抵抗を感じる」と回答した学生が3割に迫る
同時に複数の内々定を持っていることについて、「抵抗はない」と回答した学生が29.4%に上りました。「あまり抵抗はない」22.3%を合わせると、約半数が複数の内々定を持つことに「抵抗はない」としています。「入社する企業を1社に決めるまでは、複数の内々定を持っておきたい」「他の学生も複数の内々定を持っている」などの声が上がりました。「抵抗がある」「やや抵抗がある」と回答した学生は、約3割となりました。「抵抗がある」とした学生からは、「本当にその企業に入社したい学生が内定を得られないと、申し訳ない」「インターンシップなどで人事担当者にお世話になった企業は、内々定を保留しないでおきたい」などの声が寄せられています。
■調査概要
・調査期間:2024年3月27日~2024年4月4日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2025(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:354件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 4月18日発表・同社プレスリリースより転載)