「キャリアプラン」意識調査
20代・30代では「自分に合う仕事」、40代・50代では「賃金の良さ」、
60代以降は「年金を補う」プランを見込む方が多数。
エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する総合満足度No.1(※)日本最大級の総合求人サイト『エン転職』上で、ユーザーを対象に「キャリアプラン」についてアンケートを実施し、4,521名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
※2018年~2023年オリコン顧客満足度調査「転職サイト」ランキング総合1位
<結果 概要>
★ 3割が「61歳~65歳まで働きたい」と回答。20代は「~60歳まで」、40代以上は「70歳まで」が最多。
★ 約半数が「キャリアプランを立てている」と回答。
★ 20代・30代では「自分に合う仕事」、40代・50代では「賃金の良さ」、60代以降は「年金を補う」プランを見込む方が多数。
★ 8割が「今後のキャリアに関して不安がある」と回答。不安要因は、「心身の健康」「新しい知識・スキル習得の継続」「知識・スキルがいつまで通用するか」。
<調査結果 詳細>
1:3割が「61歳~65歳まで働きたい」と回答。20代は「60歳まで」、40代以上は「70歳まで」が最多。
「何歳まで働きたいですか?」と伺うと、最も多かったのは「61歳~65歳まで」(33%)でした。年代別では、20代が「~60歳まで」(45%)、30代は「61歳~65歳まで」(39%)が最多。40代以上は「61歳~65歳まで」「66歳~70歳まで」(同率30%)が最多でした。年代が上がるほど、働き続けたい年齢は上がっています。
男女別でみると、女性は男性に比べて、「~60歳まで」(男性:20%、女性31%)の回答が11ポイント多い結果となりました。
2:約半数が「キャリアプランを立てている」と回答。
「仕事のリタイアまでに積みたい経験や、なりたい姿など、キャリアプランを立てていますか?」と伺うと、約半数の47%の人が「キャリアプランを立てている」(明確なキャリアプランを立てている:5%、大まかなキャリアプランを立てている:42%)と回答しました。
キャリアプランを立てている理由を伺うと、最も多かったのは「叶えたい目標・夢を実現するため」(45%)。年代別でみると、40代以上は他の年代に比べ「高齢者になって仕事がなくなる不安があるため」(20代:16%、30代:21%、40代:36%)と回答する方が多い結果となりました。男女別では、大きな差はありませんでした。
3:20代・30代では「自分に合う仕事」、40代・50代では「賃金の良さ」、60代以降は「年金を補う」プランを見込む方が多数。
「キャリアプランを立てている」と回答した方に、20・30代でどのようなキャリアプランを立てているか(立てていたか)を伺うと、「自分に合う仕事ができる会社で働きたい」(42%)が最も多くなりました。40代・50代の時は「賃金・待遇が良い会社で働きたい」(35%)、60代・70代以上では「年金を補う収入を得られる会社で働きたい」(40%)が最多となっています。
4:8割が「今後のキャリアに関して不安がある」と回答。不安要因は、「心身の健康」「新しい知識・スキル習得の継続」「知識・スキルがいつまで通用するか」。
「今後のキャリアに関して不安はありますか?」と伺うと、85%が「ある」(とてもある:45%、ある:40%)と回答しました。年代別でも、どの年代も8割以上が不安を感じています。
「今後のキャリアに関して不安がある」と回答した方に理由を伺うと、トップ3は「心身が健康で働き続けられるか不安なため」(43%)、「新しい知識やスキルを習得していけるか不安なため」「知識やスキルがいつまで通用するか不安なため」(同率41%)でした。一方、「今後のキャリアに関して不安はない」と回答した方に理由を伺うと、「必要な知識・スキルを学べる機会があるため」(51%)が最多でした。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エン転職』を利用するユーザー
■調査期間:2024年1月31日~2月26日
■有効回答数:4,521名
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(エン・ジャパン株式会社 / 3月28日発表・同社プレスリリースより転載)