「プレエントリー・選考参加」に関する調査
選考に参加したい企業数は、「10社以下」が6割に迫る。前年比7ポイント増。「インターンシップに参加した企業を中心に、既に選考を受けている」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「プレエントリー・選考参加」について調査しました。プレエントリーしたい企業数は、「10社以下」の回答が半数に迫りました。セミナーに参加したい企業数も、「10社以下」の回答が4割超となっています。「プレエントリーする企業には、真剣に向き合いたい」「社員との座談会など、社会人と交流できるセミナーに参加したい」などの声が寄せられました。選考に参加したい企業数は、「6~10社」が最多。「10社以下」の回答が6割に迫りました。「10社以下」の回答は、前年(2024年卒学生対象調査)よりも7ポイント増加しており、選考に参加する企業を絞り込む傾向が、より顕著になっていることが分かります。「インターンシップに参加した企業を中心に、既に選考を受けている」「既に内々定を得ているので、志望度の高い企業に絞って選考に参加する予定」といった声が寄せられました。
【TOPICS】
(1)プレエントリーしたい企業数は、「10社以下」の回答が半数に迫る
(2)セミナーに参加したい企業数は、「10社以下」の回答が4割超。最多は「11~20社」26.7%
(3)選考に参加したい企業数は、「6~10社」が最多。「10社以下」の回答が6割に迫る
【調査の背景】
ここ数年、プレエントリーする企業や選考に参加する企業の数を絞り込む傾向が続いています。リーマンショック時は「100社以上」の企業にプレエントリーをする学生も少なくありませんでしたが、「プレエントリー社数」や「選考参加社数」は減少傾向です。まもなく広報解禁を迎える2025年卒学生は、プレエントリーや選考に参加する企業の数をどのように考えているか調査しました。
【調査詳細】
(1)プレエントリーしたい企業数は、「10社以下」の回答が半数に迫る
就職活動でプレエントリーしたい企業数は、「11~20社」が28.7%で最多となりました。また、「1~5社」19.3%、「6~10社」27.6%と、約半数が「10社以下」と回答しています。「プレエントリーする企業には、真剣に向き合いたい」「企業理解を深めた上で選考に参加したいので、増やしすぎないようにしたい」「選考に合格したら入社したいと思う企業に絞ってプレエントリーしている」「多くプレエントリーしすぎると、1社あたりの準備が手薄になってしまいそうだが、興味のある企業には積極的にプレエントリーしたい」といった声が上がりました。
(2)セミナーに参加したい企業数は、「10社以下」の回答が4割超。最多は「11~20社」26.7%
就職活動でセミナーに参加したい企業数は、「11~20社」が26.7%で最多。次いで、「6~10社」25.3%、「1~5社」18.1%が続きます。「10社以下」の回答が4割を超えました。「複数の企業に直接訪問し、自分に合う企業を見つけたい」「直接訪問し、社風がマッチするかを知りたい」「社員との座談会など、社会人と交流できるセミナーに参加したい」などの声が寄せられています。
(3)選考に参加したい企業数は、「6~10社」が最多。「10社以下」の回答が6割に迫る
就職活動で選考に参加したい企業数は、「6~10社」が34.8%で最多。次いで、「11~20社」25.3%、「1~5社」21.0%が続きます。「10社以下」の回答が6割に迫りました。「10社以下」の回答は、前年(2024年卒学生対象調査)よりも7ポイント増加しており、選考に参加する企業を絞り込む傾向が、より顕著になっていることが分かります。「1社1社、丁寧に選考に参加したい」「インターンシップに参加した企業を中心に、既に選考を受けている」「既に内々定を得ているので、志望度の高い企業に絞って選考に参加する予定」といった声が寄せられました。
■調査概要
・調査期間:2024年1月30日~2024年2月7日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:あさがくナビ2025(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)へのサイト来訪者
・有効回答数:348件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
※2020年~2023年 東京商工リサーチ調査 ダイレクトリクルーティングサイト会員数 第1位
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 2月15日発表・同社プレスリリースより転載)