『両立思考 「二者択一」の思考を手放し、多様な価値を実現するパラドキシカルリーダーシップ』(ウェンディ・スミス、マリアンヌ・ルイス :著、関口 倫紀、落合 文四郎、中村 俊介:監訳、二木 夢子:訳)日本能率協会マネジメントセンターより刊行
★経営思想のアカデミー賞とも呼ばれるThinkers50の
『Breakthrough Idea Award 2023』受賞!
『Best New Management Books for 2023』選出!
★経営学のパラダイムシフト!
★論文は4000件を超える驚異的な被引用数!
「まさに現代に必要なインパクト」
―エイミー・C・エドモンドソン(心理的安全性の権威)
「人生はパラドックスに満ちているが、私たちはその扱い方を知らない」
―アダム・グラント(『GIVE&TAKE』『ORIGINALS』『THINK AGAIN』著者)
【時代は択一思考から両立思考へ!】
この時代は心身を引き裂くような相反する意見で溢れている。
まさに苦悩する問題の連続だ。
仕事と家庭、利益とパーパス、個人と組織、伝統と新規性、努力と才能、男性と女性…
ジレンマは心の中で綱引きとなり、判断を迫る。
そして問われる言葉。
「どちらを選ぶか」
不確かな世界では多様な視点が重要となる。
「ただ一つ」を選択することが、本当の解決につながるのか。
そこに二人の経営学者が切り込んだ。
相反するパラドックスをイノベーションの源泉として位置づけ、
西東の歴史ある思想や、現代の課題からその重要性を紐解き、
パラドックス研究を経営学のメインストリームへと導いた。
現代は両立思考なくして進み得ない。
その両立思考を可能にするアプローチを解説したのが本書である。
常に私たちを択一思考に引きずり込もうとする罠から逃れ、
創造力に富み、持続可能で包括的な解決策の糸口を見つける。
現代すべてのやっかいな問題を解くヒントがここにある。
■書籍概要
タイトル:両立思考 「二者択一」の思考を手放し、多様な価値を実現するパラドキシカルリーダーシップ
著者:ウェンディ・スミス、マリアンヌ・ルイス
監訳者:関口 倫紀、落合 文四郎、中村 俊介
訳者:二木 夢子
発売日:2023年11月1日
定価:2,400円(税抜)
版型:A5版
ページ数:400ページ
ISBN:978-4800591500
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
■目次
第1部 パラドックスがもつ可能性と危険性
第1章 緊張関係を体感する――なぜいまパラドックスなのか
第2章 悪循環にとらわれる――ウサギの穴、解体用剛球、塹壕戦
第2部 パラドックス・マネジメントのABCDシステム
第3章 ABCDシステムで好循環を実現する――ラバ型と綱渡り型
第4章 両立の前提への転換【A(アサンプション)】――パラドックス・マインドセットへ
第5章 境界を作って緊張関係を包み込む【B(バウンダリー)】――不確かさを乗りこなすための構造
第6章 不快のなかに心地よさを見つける【C(コンフォート)】――緊張関係を受け入れる感情
第7章 動態性を備え、緊張関係を解き放つ【D(ダイナミクス)】――溝を回避する変化
第3部 両立思考の実践
第8章 個人の意思決定――留まるべきか、進むべきか
第9章 対人関係――拡大する分断を修復する
第10章 組織リーダーシップ――持続可能なインパクトを実現する
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(日本能率協会マネジメントセンター / 11月発表)