2025卒大学生対象「パーパス」に関する調査
「パーパス」を制定する企業は「好感が持てる」と回答した学生が7割に迫る。「自身が大切にしたいことと、企業のパーパスが重なると、志望度が上がる」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「パーパス」について調査しました。「パーパス」を制定する企業は「好感が持てる」と回答した学生が7割に迫りました。企業の「パーパス」を知ると「志望度が上がる」との回答も6割に迫ります。「企業がどのような方向性を目指しているか知ることができる」「自身が大切にしたいことと、企業のパーパスが重なると、志望度が上がる」といった声が上がりました。また、4割を超える学生が自身の「パーパス」を意識するとしています。「どのような企業に就職したいか考える上で、自身のパーパスや社会課題への関心も意識するようになった」といった声が寄せられました。
【TOPICS】
(1)「パーパス」を制定する企業は「好感が持てる」と回答した学生が7割に迫る
(2)「パーパス」を知ると志望度が上がると回答した学生が6割に迫る
(3)自身の「パーパス」や解決したい社会課題を意識していると回答した学生が、4割を超える
【調査の背景】
「企業が存在する理由」「社会においてどのような責任を果たすのか」を言語化し、「パーパス」を制定する企業が増えています。2025年卒の学生は、Z世代と呼ばれる世代です。「環境や社会に配慮する」「他者を尊重する」「共感を重視する」など、社会や他者と良好な関係を築くことを意識する人が多いと言われているZ世代は、仕事選びにおいて「パーパス」をどの程度意識しているのか調査しました。
【調査詳細】
(1)「パーパス」を制定する企業は「好感が持てる」と回答した学生が7割に迫る
「パーパス」を制定する企業について、「好感が持てる」と回答した学生が34.7%に上りました。「どちらかといえば好感が持てる」34.4%を合わせると、「好感が持てる」とした学生は7割に迫ります。
(2)「パーパス」を知ると志望度が上がると回答した学生が6割に迫る
就職活動において、企業の「パーパス」を知ると「志望度が上がる」と回答した学生が26.9%に上りました。「どちらかと言えば志望度が上がる」32.5%を合わせると、6割に迫る学生が、企業の「パーパス」を知ると「志望度が上がる」としています。「企業がどのような方向性を目指しているか知ることができる」「自身の価値観と合致するか、照らし合わせることができると思う」「自身が大切にしたいことと、企業のパーパスが重なると、志望度が上がる」といった声が上がりました。
(3)自身の「パーパス」や解決したい社会課題を意識していると回答した学生が、4割を超える
自身の「パーパス」や、自身が解決したい社会課題を「意識する」と回答した学生が18.1%に達しました。「どちらかと言えば意識する」25.1%を合わせると、4割を超える学生が自身の「パーパス」を意識するとしています。「まだ自分事として考えられる社会課題までは見つけられていないが、どのように社会に貢献するかを考えていきたいと思う」「実際に就職活動を進める上で、自身のパーパスや解決したい社会課題も見つけていきたい」「どのような企業に就職したいか考える上で、自身のパーパスや社会課題への関心も意識するようになった」といった声が寄せられました。
■調査概要
・調査期間:2023年9月21日~2023年9月28日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2025(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:375件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 10月5日発表・同社プレスリリースより転載)