2025年卒対象「SDGs」について調査
「企業がSDGsに取り組んでいることを知ると、志望度が上がる」と回答した学生が7割を超える。「仕事を通して社会課題の解決に貢献したい」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「SDGs」について調査しました。半数以上の学生が、仕事選びにおいてSDGsを意識していると回答。「仕事を通して社会課題の解決に貢献したい」「社会課題の解決に貢献する企業でないと、社会と良好な関係を築けないと思う」といった声が寄せられました。また、就職活動において、企業がSDGsに取り組んでいることを知ると「志望度が上がる」と回答した学生が7割を超えました。「SDGsの達成に貢献する企業のほうが業績も伸ばしていると思う」「SDGsの達成や、社会課題の解決に貢献しようとしている企業で働きたい」などの声が上がっています。
【TOPICS】
(1)「SDGs(Sustainable Development Goals)」の認知率は、98.5%
(2)半数以上の学生が、仕事選びにおいて、企業のSDGsに関する取り組みを意識
(3)「企業がSDGsに取り組んでいることを知ると、志望度が上がる」と回答した学生が7割を超える
【調査の背景】
Z世代は、脱プラスチックや食品ロス削減などサステナブル商品への関心が高く、企業はZ世代を意識した商品開発やコミュニケーションを展開し始めています。同時に採用においても、Z世代の特徴や価値観を尊重することが求められています。Z世代にあたる2025年卒の学生は、「SDGs」についてどのように考えているのか調査しました。
【調査詳細】
(1)「SDGs(Sustainable Development Goals)」の認知率は、98.5%
「SDGs(Sustainable Development Goals)」について、「言葉も意味も知っている」の回答が84.0%でした。「言葉は知っている」の回答14.5%も合わせると、「SDGs」の認知率は98.5%となりました
(2)半数以上の学生が、仕事選びにおいて、企業のSDGsに関する取り組みを意識
企業のSDGsに関する取り組みを、仕事選びにおいて「意識する」「どちらかと言えば意識する」と回答した学生が51.7%に達しました。半数以上の学生が、仕事選びにおいてSDGsを意識していることが分かります。「仕事を通して社会課題の解決に貢献したい」「社会課題の解決に貢献する企業でないと、今後社会と良好な関係を築けないと思う」といった声が寄せられました。
(3)「企業がSDGsに取り組んでいることを知ると、志望度が上がる」と回答した学生が7割を超える
就職活動において、企業がSDGsに取り組んでいることを知ると「志望度が上がる」と回答した学生が29.4%に上りました。「どちらかと言えば志望度が上がる」と回答した学生40.8%を合わせると、7割超の学生が「企業がSDGsに取り組んでいることを知ると、志望度が上がる」としています。「SDGsの達成に貢献する企業のほうが業績も伸ばしていると思う」「自社の利益だけでなく、社会に関心を持つ企業は好感が持てる」「SDGsの達成や、社会課題の解決に貢献しようとしている企業で働きたい」などの声が寄せられました。
■調査概要
・調査期間:2023年5月15日~2023年5月30日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2025(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:551件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 6月8日発表・同社プレスリリースより転載)