【職場の心理的安全性】約9割が良い状態で仕事に取り組むには心理的安全性が重要と回答
クラウドマーケティングツール【LBA】とクラウドマネジメントツール【TOiTOi】の制作・販売・サポートを行っている株式会社ロジック・ブレイン(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:服部 真人)は、サービス業、製造業の会社員(役職なし)を対象に、「企業の1on1と職場の心理的安全性」に関する実態調査を実施しました。
今回はその中の「職場の心理的安全性」について公表いたします。
社員が安心して意見を言える職場とはどのようなところか
「仕事に対して、どのようなことに幸せ(やりがい・楽しさ)を強く感じますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『報酬や賞与(50.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『顧客など社外からの謝意・称賛(28.2%)』『上司や同僚など社内からの謝意・称賛(24.6%)』という結果となりました。
さらに「どのような職場・労働環境であれば安心(心理的安全)して意見が言えますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『本音を言える(30.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『チームの中に助け合いがある(30.2%)』『人格や発言が否定されない(28.0%)』と続きました。
約半数が報酬や賞与といった仕事で得られる対価に対して幸せを感じるようですが、残りの半数はいわゆる心理的安全性の高い職場で起きうることや得られるものに関して幸せを感じる方が多いようです。
また、前回公表した結果の中で、約4割が1on1の中で上司と本音で話せないと回答しました。
今回の結果から本音で話すことができない環境は心理的安全性が不十分であり、安心して意見を言えない環境といえるでしょう。
約9割が仕事において心理的安全性が重要と回答
「良い状態で仕事に取り組むためには心理的安全性が重要だと思いますか?」と質問したところ『とてもそう思う(51.8%)』『ある程度そう思う(37.2%)』と、約9割の方がそう思うと回答しました。
多くの方が心理的安全性が重要だと思っているようですが、一方で心理的安全性が低い職場や環境だとどのようなことが起こるリスクがあると思っているのでしょうか。
詳しく聞いてみました。
■心理的安全性が低い環境で起こることとは
・相談できなくてミスが増えそう(20代/女性/新潟県)
・退職者が増える(30代/女性/青森県)
・心身ともに不安定になる(40代/男性/佐賀県)
・些細なトラブルの時点で共有できず、大きなトラブルになってから露呈し、大問題になる(40代/男性/東京都)
・作業に集中できないことがありケガや事故に繋がる可能性がある(50代/男性/新潟県)
・上司、同僚などに相談することも出来ず退職や休職に繋がる(20代/女性/神奈川県)
業種ならではのコメントもありましたが、心理的安全性が低い環境だと様々な面でマイナスがあると思っているようです。
【まとめ】今後の経営において『心理的安全性』が重要である
今回の調査で、職場の心理的安全性に関する社員の意見について分かりました。
仕事に対して幸せを感じることについて、約半数が給与や賞与と回答しておりますが、心理的安全性の高い職場環境においてこそ感じられることもあるようです。
昨今多様な働き方という概念も定着しつつあり、企業として変化を求められることが多いタイミングかと思います。前回公表した「企業の1on1」の結果もふまえてご自身の職場で思い当たることがあれば、改善に向けて動いてみてもよいかもしれません。
調査概要:「企業の1on1と職場の心理的安全性」に関する実態調査
【調査日】2022年7月1日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,011人(サービス業503人、製造業508人)
【調査対象】サービス業、製造業の会社員(役職なし)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ロジック・ブレイン / 8月18日発表・同社プレスリリースより転載)