就職プロセス調査 (2023年卒)2022年5月1日時点 内定状況
就職内定率は58.4%で、4月1日時点に比べ約20ポイント増加。
5月中に面接を予定している学生が4月実績に比べ増加見込みで、選考が進んでいる様子
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
内定辞退率・進路確定率は前年に比べ高い水準だが、4月1日時点からの伸びは緩やかに
5月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率(※1)は、58.4%(+7.1ポイント)(※2)と前年に比べ高い水準ではありますが、前年同月差については、前年の4月1日時点から5月1日時点の増加幅が大きかったこともあり、前回4月1日時点の38.1%(+10.0ポイント)に比べると少し落ち着いた結果となりました。各プロセスの活動実施率・活動実施量を月別で見ると5月の活動予定について「合同説明会・セミナー」「個別企業の説明会・セミナー」「エントリーシートなどの書類提出」の実施率は4月と大きな差がない一方で、「面接選考(最終面接含む)」「最終面接」については、10ポイント以上増加する見込みとなっています。また、実施予定社数については、「最終面接」が4月に比べて増加見込みで、選考が進んでいる様子がうかがえます。内定辞退率は39.3%(+3.1ポイント)、進路確定率は38.0%(+4.7ポイント)と、共に引き続き高い水準ではありますが、前回4月1日時点からの伸びは、前年同時期と比べると緩やかになりました。来月以降も同様の傾向が続くと前年並みの数値になることが予想されます。今後学生の皆さんは、面接など予定が立て込む方も多いと思います。しっかりと計画を立てて、自分の希望する企業の選考に向けて、引き続き取り組んでいきましょう。
(※1) 内々定を含む
(※2) ( )内数値は前年同月差
調査概要
調査目的:大学生・大学院生における就職活動の実態を把握する
調査方法:インターネット調査
集計方法:大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体を基に、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行っている
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社リクルート / 5月13日発表・同社プレスリリースより転載)