「入社式・新入社員研修」に関するアンケート
入社式・新入社員研修は「リアル」を希望する新社会人が7割を超える。「まだ一度も同期と会ったことがない」「一緒に研修を乗り越えることで、同期のつながりができると思う」の声/新社会人アンケート
株式会社学情(本社:東京都千代田区・大阪市北区/代表取締役社長:中井清和)は、2022年4月に入社を控える新社会人(以下、新社会人)を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「入社式・新入社員研修」について調査しました。入社式・新入社員研修は「リアル」を希望すると回答した新社会人が、7割を超えました。「内定式もオンラインだったので、まだ同期と一度も会ったことがない」「面接が全てオンラインだったので、画面越しでしか社員の方とお会いできていない。直接会って話したい」「一緒に研修を乗り越えることで、同期のつながりができると思う」などの声が上がりました。入社式・新入社員研修を通して、会社の雰囲気を知ったり、同期や先輩、上司との人間関係を築いたりしたいという意向が伺えます。また、約7割の新社会人が、入社式や新入社員研修が「オンライン」のみでの実施だと不安を感じると回答しました。
【TOPICS】
- 入社式は「リアル」を希望する新社会人が7割超
- 新入社員研修は「リアル」を希望する新社会人が8割に迫る
- 約7割の新社会人が、入社式や新入社員研修が「オンライン」のみだと不安を感じると回答
- 入社式や新入社員研修が「オンライン」で実施の場合、
不安な点トップは「同期同士のつながりを持つのが難しそう」
【調査の背景】
2022年入社の新社会人は、コロナ禍での就職活動となり、インターンシップや選考も、多くが「オンライン」での実施となりました。また、「内定式」も「オンライン」での実施を選択する企業が多く、「まだ一度も同期と会ったことがない」という人もいます。そのようななか、入社式や新入社員研修について、「リアル」と「オンライン」のどちらを希望しているのか、アンケートを実施しました。
(1) 入社式は「リアル」を希望する新社会人が7割超
入社式について「リアル」開催を希望すると回答した新社会人が72.5%に上りました。「同期との親交を深めたい」「会社の雰囲気を肌で感じることで、業務にも慣れやすくなると思う」「上司や先輩に直接お会いしたい。話し方や人柄、雰囲気など直接会うことで感じ取ることができると思う」「面接が全てオンラインだったので、画面越しでしか社員の方とお会いできていない。直接会って話したい」「内定式もオンラインだったので、まだ同期と一度も会ったことがない」「オンラインだと、社会人になったという自覚を持ちにくそう」といった声が上がりました。直接顔を合わせることで、会社の雰囲気を知ったり、同期や先輩、上司との人間関係を築いたりする、きっかけにしたいと考えていることが分かります。
(2) 新入社員研修は「リアル」を希望する新社会人が8割に迫る
新入社員研修について「リアル」での実施を希望すると回答した新社会人が76.8%に上りました。約8割の新社会人は新入社員研修を「リアル」で実施して欲しいと考えていることが分かります。また、入社式よりも新入社員研修のほうが、「リアル」を希望する割合が高くなりました。「リアルのほうが質問をしやすい」「一緒に研修を乗り越えることで、同期のつながりができると思う」「実際に見て、実際に経験したほうが、早く仕事を覚えられると思う」などの声が寄せられており、「体験」や「同期と同じ経験をすること」を重視する姿勢が伺えます。一方、「座学はオンラインのほうが、資料を見やすいこともあると思う」「配属後は出社とテレワーク両方で仕事をするので、オンラインで業務を進めることにも慣れておきたい」といった声も上がりました。オンラインでの授業や、オンラインでの選考に慣れている世代だからこそ、オンラインとリアル双方に良さを感じていると推察されます。
(3) 約7割の新社会人が、入社式や新入社員研修が「オンライン」のみだと不安を感じると回答
入社式や新入社員研修について、「オンライン」のみだと不安を感じると回答した新社会人が、67.3%に上りました。入社式や新入社員研修が「オンライン」のみでの実施の場合、不安を感じる新社会人が多いことが分かります。
(4) 入社式や新入社員研修が「オンライン」で実施の場合、不安な点トップは「同期同士のつながりを持つのが難しそう」
入社式や新入社員研修が「オンライン」で実施の場合、不安に感じる点は、「同期同士のつながりを持つのが難しそう」が79.0%で最多。次いで、「会社の雰囲気に慣れるのが難しそう」67.0%、「社内の人間関係を築くのが難しそう」65.9%と続きました。オンラインでは、人間関係を築いたり、会社の雰囲気を理解することが難しそうだと感じている新社会人が多いことが分かります。
■調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2022(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」会員
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2021年11月29日~2021年12月3日
・有効回答数:410名
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/12月20日発表・同社プレスリリースより転載)