マイナビ 2022年卒大学生 活動実態調査(5月)
5月末時点の内々定率は59.9%。前年比11.9pt増で、約6割に達する。コロナ禍以前の2020卒並みに推移
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、2022年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ 2022年卒大学生 活動実態調査(5月)」の結果を発表しました(調査期間:2021年5月25日~5月31日)。
《TOPICS》
- 2022年卒業予定の大学生・大学院生の5月末時点での内々定率は59.9%(前月比19.0pt増、前年比11.9pt増)で、新型コロナウイルス感染拡大前の2020卒並みに推移。全体の3割を超える学生が活動を終了
- 未内定者のうち、「今後10社以上受ける予定」としている学生は26.1%。一部学生は選考を受ける企業から再検討か
- 文系学生の4割以上が5月の大学登校日数「0日」。就活の相談ができる人が限られる恐れも
【調査概要】
2022年卒業予定の大学生・大学院生の5月末時点での内々定率は59.9%(前月比19.0pt増、前年比11.9pt増)、平均内々定保有社数は2.0社(前年比0.3社増)であった。緊急事態宣言の影響で、対面の最終面接が延期されている可能性もあるが、内々定率は新型コロナウイルス感染拡大以前の2020年卒(5月末時点:61.8%)並みで推移している。また、全体の31.4%が活動を終了したと回答した。
一方未内々定者に、「現在何社の選考を残しているか」聞いたところ、「平均4.2社」だった。今後の方向性については「今まで通り(39.6%)」という学生も一定数いるものの、「業界の幅を広げる(41.1%)」や「職種の幅を広げる(24.1%)」という回答が多く、視野を広げて活動をしている様子がわかる。これから10社以上の選考を受ける予定の未内々定者も4分の1以上(26.1%)おり、3月時点で検討していた企業の選考が一通り終わり、再度企業選択からやり直す学生もいると思われる。
5月の大学登校日数について、文系学生は40.5%が登校しておらず、登校日数が「週1日程度」の学生と合わせると74.9%にのぼった。また、就職活動に関する相談をした相手として「父親・母親(58.7%)」や「大学内の友人(52.4%)」などの割合が高く、「学校職員・キャリアセンター」は26.5%となった。緊急事態宣言等の影響により、再度授業がWEB化されて登校していない学生も多く、相談相手が身近な人に限られてしまっていることがうかがえる。
【調査概要】「マイナビ 2022年卒大学生活動実態調査(5月)」
○調査期間/2021年5月25日(火)~5月31日(月)
○調査方法/マイナビ2022の会員に対するWEBアンケート
○調査対象/2022年3月卒業見込みの全国の大学4年生、大学院2年生
○有効回答数/7,252名(文系男子1,337名 理系男子1,195名 文系女子3,357名 理系女子1,363名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社マイナビ/6月7日発表・同社プレスリリースより転載)