「キャリア自律調査」の提供を開始
大企業人事部門の89%が重要性を感じている「従業員のキャリア自律」について、キャリア自律の度合いに関係する要素を明らかにすることが可能
「働きがいを、すべての人に。」をビジョンに、大企業で働く社員のキャリア開発支援などを手掛ける株式会社ライフワークス(本社:東京都港区、代表取締役社長:梅本郁子)は、筑波大学働く人への心理支援開発研究センターの学術指導のもと、「キャリア自律の度合い」と「組織コミットメント(企業発展のための努力を惜しまない組織貢献)」の関係性を明らかにしました。この度、研究結果をもとにした「キャリア自律調査」を提供開始します。
■調査開発の背景と提供価値
企業の事業継続や成長のために、経済・社会の急激な変化に自律的に対応できる人材の育成が求められています。従業員500名以上の企業を中心とした人事、人材育成に関わる部門の方など75名から回答いただいた、当社の顧客向けアンケートの結果では、従業員のキャリア自律について人事部門は約89%が、経営層は約73%が「重要性を感じている」という回答結果であり、人事部門や経営層がキャリア自律の重要性を感じていることが分かりました。
この度、キャリア自律をしている社員は組織コミットメントの度合いが高いことなどを改めて明らかにしました。キャリア自律調査のサービスでは、自社の従業員のキャリア自律の度合いやそれに影響する要素をデータで把握し、ボトルネックを解決するソリューション(キャリア研修、個に向けた施策など)をご提案します。人事施策においても結果とスピードが求められるなかで、現状を定量でも把握し、的確なキャリア自律支援施策のPDCAサイクルを回すことで、個人のキャリア自律度合を上げ、組織の成長力向上に繋げます。
■キャリア自律調査で見えること
本調査では、キャリア自律と①仕事の充実感、②キャリアの展望、③職場での居場所感、④組織コミットメントとの関係を見ることができます。
一人ひとりの①仕事の充実感、②キャリアの展望、③職場での居場所感は、個人が組織で活躍し続ける土台になります。組織にとっては、④組織コミットメントをひき上げることは関心事項です。本調査では、キャリア自律の度合いが、これら4つにどう影響しているかを把握できます。あわせてキャリア自律自体を左右する【1】個人的要因【2】環境的要因【3】阻害要因の状況を明らかにし、個人のキャリア自律と、組織へのコミットメントの度合いを向上させるにあたってのボトルネックを特定します。
■本調査の活用イメージ例
- キャリア自律の状況が不明確であり、まずは数値で現状を把握したい。
- キャリア自律支援施策の検討と実施に向けて、経営の理解を得るための基礎情報を得たい。
- 社員のキャリア自律を高めるうえで、どのような要因が影響するかを把握し、施策の見直しに活用したい。
- 特定の層に課題(若手の離職など)があり、その要因を掴み対策を検討したい。
■キャリア自律調査の詳細
質問数:63問(5択選択質問)+自由記述 ※各種オプション設定も可能。
調査方法:オンライン
<本件に関する報道関係からの問い合わせ先>
株式会社ライフワークス 黄瀬 真理(きのせ まり)
Tel:03-5700-1400 Mobile:080-4126-5552
Mail:kinose@lifeworks.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ライフワークス / 11月26日発表・同社プレスリリースより転載)