テレワーク「課長クラス」73%が指示推奨されるも“実施せず”が全役職中、最多
“見えない満足を可視化する”をコンセプトに、第三者の立場で顧客満足度調査を実施する株式会社oricon ME(読み:オリコン エムイー 本社:東京都港区 代表取締役社長:小池恒)は、今回初調査となる『ビジネスチャットツール』『Web会議ツール』の顧客満足度調査を実施。10月のランキング発表に先駆けて、一部設問から『テレワーク』の利用実態に関するレポートを作成いたしましたので、その内容を報告いたします。
コロナを機に急拡大した『テレワーク』ですが、浸透しにくい背景には「仕事に対する固定観念」が見えてきました。
調査期間:2020年6月22日(月)~2020年7月3日(金)
本調査は、全国のビジネスパーソンまたはアルバイト従事者の18歳~69歳の男女を対象に実施。
回収サンプル数は、10,519名となっています。
-TOPICS-
■テレワーク「賛成」82.2%も、指示・推奨は34.6%にとどまる
今後のテレワーク実施意向、「6割が意向なし」
オフィスワーク意向の主な理由は、「自分の仕事が在宅勤務に適した業務内容ではないから」が最多も、
「出勤した方が規則正しい生活リズムを維持できるから」
「出勤した方が適度な運動になって良いから」と、生活リズム、運動と、仕事外の個人の考え方が強い。
■今後のテレワーク実施意向が一番高い年代は「女性10・20代」で54.1%
■居住エリア別の今後のテレワーク実施意向、「42.9%」で首都圏が最多
次いで、「九州・沖縄」(41.7%)、「北海道」(40.6%)が続き、「近畿」は38.7%で4番手
■テレワークを指示・推奨される割合は、役職別「課長クラス」が73.3%で全役職中、最も高い結果に
一方、テレワークを「全く実施していない」も「課長クラス」が17.8%で最多となり、次いで「部長クラス」は17.4%となった。
■「ビジネスチャットツール」の利用状況、【Microsoft Teams】が従業員規模1000人以上の大企業勤務者で特に利用率が高い
「Web会議ツール」の利用状況は、【Zoom Meetings】が業種別の学校・教育産業従事者で特に利用率が高い。
<調査概要詳細>
調査目的:
新型コロナウイルスの影響下での、テレワーク(在宅勤務)の実施状況や今後の実施意向に関する意識を把握するための基礎情報とする。また、本調査はオリコン顧客満足度®調査「ビジネスチャットツール」「Web会議ツール」の満足度ランキングを作成するための調査を兼ねている。
調査手法:
大手調査会社にてインターネット調査を実施。登録モニターから調査対象となる人を抽出(スクリーニング調査を実施)し、対象者を回収した。
調査地域:全国
調査対象者:
18歳~69歳の男女
ビジネスパーソンまたはアルバイト従事者を対象とする
回収数:本調査回収サンプル:10,519名
※内訳として、ビジネスチャットツール・Web会議ツールの仕事での利用者を7,340名、
それ以外のサンプルについては、割付を行った上で3,179名回収した。
※本レポートの集計においては、上記の性年代別出現率に応じたウェイトバック集計を行っている。
調査期間:2020年06月22日(月)~ 2020年07月03日(金)
調査企画主体:株式会社oricon ME CS事業本部
【本件に関するお問合せ窓口】
ml-cspr@oricon.jp TEL:03-5785-5628
株式会社oricon ME(読み:オリコン エムイー)
CS事業本部 管理広報ユニット 星/長谷川/奥田/田中
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社oricon ME / 8月18日発表・同社プレスリリースより転載)