人材不足の日本企業が求職者に求めるのは、ソフトスキルよりもハードスキル~「ヘイズアジア給与ガイド2019年」調査:ヘイズ
外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:マーク・ブラジ、以下ヘイズ)はこの度、先に発表した「ヘイズ アジア給与ガイド 2019年版」で実施したアジア5ヵ国・地域の5171人の社会人調査の結果、日本企業が求職者に最も求めるスキルは精神的な姿勢などのソフトスキルよりも、技術的なノウハウなどのハードスキルであることを明らかにしました。
【主な調査結果(日本)】
- 雇用主の59%がソフトスキルよりもハードスキルを持った求職者を採用する傾向。求められる主なハードスキルは、語学力(62%)、プロジェクト管理(54%)、統計分析とデータマイニング(50%)。
- ソフトスキルで企業が最も望んでいるのは問題解決能力(57%)、チームワーク構築能力(54%)、コミュニケーション能力(52%)。一方、最も重視しなかった能力は細部への気配り(11%)、時間管理能力(13%)。
- 雇用主が全体的に関心を示さなかったのがコーディング能力(5%)、ソーシャルメディア管理(5%)、ウェブアーキテクチャおよび開発フレームワーク(7%)などのスキル。
ヘイズ・ジャパンのマネージング・ディレクター、マーク・ブラジは、この結果について次のようにコメントしています。「業界や職務は進化し拡張しており、求められるスキルも常に変化しています。求職者は、これを念頭に置いて進歩する業界と歩みを共にし、常にスキルアップを図り、また必要に応じて新しいスキルを身につけて自らを高めることで、競争力を維持し、採用市場で存在感を発揮することができます。」
【調査概要】
調査期間2018年9月~10月
調査方法:インターネット
回答者:
5171人(中国、香港、日本、シンガポール、マレーシア)うち、日本の回答者は649人
「ヘイズ アジア給与ガイド 2019」は、こちらからダウンロードできます。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 https://www.hays.co.jp/ /3月28日発表・同社プレスリリースより転載)