転職成功者の平均年齢は31.7歳、30代の転職割合が最も上昇。「企画・管理系」の平均年齢が最も高く、初のトップに~『「doda」の転職成功者の年齢調査(2018年下半期)』:パーソルキャリア
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、2007年7月〜2018年12月の期間に、dodaエージェントサービスを利用したビジネスパーソン約18万人の転職した年齢について調査を行いましたのでお知らせいたします。調査結果の詳細は、こちらをご確認ください。
【主な調査内容】
◆2018年7月~12月の6カ月間で転職した人の平均年齢は31.7歳
◆職種別の平均年齢が最も高かったのは「企画・管理系」の34.6歳で、調査を開始して以来初のトップに
◆20代よりも30代の転職が多い職種は、「専門職系」「クリエイティブ系」「企画・管理系」
■【全国】転職成功者の平均年齢は31.7歳
2018年下半期の転職成功者の平均年齢は31.7歳で、前回調査(2018年上半期)の31.6歳から0.1歳アップする結果となりました。男女別の比較では、男性の平均年齢は32.4歳で前回と同様、女性の平均年齢は29.8歳と前回比プラス0.1歳でした。女性の平均年齢は、調査を開始した2007年以降、2016年下半期の29.9歳に次いで過去2番目に平均年齢が高くなりました。
■【年齢別】30代の転職者が増え、前回より1.2ポイントアップ
年齢の内訳を見ると、最も割合が高いのは「25歳~29歳」の38.9%で、次いで「30~34歳」の24.3%、「40歳以上」の13.8%が続きます。前回と比較すると、「24歳以下」「25歳~29歳」「40歳以上」の割合はいずれも下がり、「30~34歳」「35~39歳」はそれぞれ上がりました。この半年間で転職をした人の人数はすべての年代で増加しましたが、その中でも30代の転職決定者の伸びが大きいことがわかりました。
■【職種別】転職成功者の平均年齢が最も高かったのは「企画・管理系」で、初のトップに
職種別に見ると、「企画・管理系」(34.6歳)が調査を開始して以降、初めて「技術系(建築/土木)」(34.3歳)を追い越し、平均年齢が最も高くなりました。新規事業の立ち上げや、組織の戦略・仕組みづくりなどを担う「企画・管理系」の転職年齢は、2016年下半期から高止まりしています。一方で、公共インフラの整備や既存物件の修繕・老朽化対策などのニーズが絶えない「技術系(建築/土木)」の職種は、労働力不足から未経験歓迎の求人も増加しているため、転職年齢は2015年下半期の37.0歳をピークに下がり続けています。そのほか、前回と比べて変化が大きかったのは「専門職系」(33.9歳、前回比+0.8歳)と「事務・アシスタント系」(30.7歳、+0.7歳)、「技術系(医療/科学)」(31.4歳、-0.6歳)の職種でした。
職種別に年齢の内訳を見ると、転職者のうち、20代の割合が半数を越えたのは「販売/サービス系」(67.2%)、「営業系」(59.6%)、「事務・アシスタント系」(52.9%)の3つの職種でした。30代の割合が高いのは「専門職系」(49.1%)、「クリエイティブ系」(47.4%)、「企画・管理系」(44.5%)で、40代以上の割合が高い職種は、順に「技術系(建築/土木)」(24.6%)、「企画・管理系」(23.8%)、「専門職系」(19.6%)という結果になりました。
■調査概要
2007年7月~2018年12月の間に、dodaエージェントサービスを利用して転職したビジネスパーソン約18万人のデータをもとに算出
<本件に関するお問い合わせ>
パーソルキャリア株式会社 広報部
03-6757-4266(受付時間 平日 9:00~18:00)
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ /2月18日発表・同社プレスリリースより転載)