約半数の学生が入社予定先を決定し、活動を終了。大手志向の影響か、過半数の学生は売り手市場でもなお就職活動に「厳しい」印象を抱く~『2018年卒マイナビ学生就職モニター調査(6月)』:マイナビ
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2018年卒業予定の学生を対象とした「2018年卒マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」の結果を発表しました。なお、2018年卒の学生を対象とした「マイナビ学生就職モニター調査」は今回が4回目となります。概要は以下の通りです。
【TOPICS】
▽ 約半数の学生が6月中に内々定を得て、入社予定先を決定し、活動を終了
▽ 学生の4人に1人が、入社予定先のインターンシップに参加
▽ 学生優位の売り手市場でも、過半数が就職活動の感触に「厳しい」と回答
<調査結果の概要>
■ 約半数の学生が6月中に内々定を得て、入社予定先を決定し、活動を終了
6月中に内々定を得た学生は49.2%(前月比14.4pt増)で、さらに入社予定先を決めて就職活動を終了した学生が47.0%(前月比32.0pt増)と前月より大きく増加し、6月の選考解禁を受け、活動は一気に進捗した。約半数の学生が6月中に内々定を得て、入社予定先を決定し、就職活動は佳境を迎えたようだ。また、内々定を得た時期については、突出して6月上旬(27.4%)が高く、6月中旬(9.3%)、6月下旬(5.2%)を合わせると、全体の4割超(41.9%)の内々定が6月中に出されていたことがわかった。入社予定先の内々定を得た時期も6月上旬が34.2%で最も高く、入社志望度の高い企業が6月上旬に集中していたことがうかがえる。
■ 学生の4人に1人が、入社予定先のインターンシップに参加
インターンシップの参加状況について聞いたところ、内々定先企業のうち、その企業のインターンシップに参加した割合は25.2%、入社予定先のインターンシップに参加した割合は26.5%となり、学生の4人に1人が、入社予定先のインターンシップに参加していたことがわかった。
なお、参加した時期を聞くと、「2月」と回答した学生が内々定先(9.6%)・入社予定先(10.2%)で、それぞれ最多となった。
■ 学生優位の売り手市場でも、過半数が就職活動の感触に「厳しい」と回答
就職活動を始めた時点と現時点を比較して、就職活動に対する感触を聞いたところ、29.2%が「思ったよりも楽」と回答し最も高い結果となった。しかし、「厳しい(思ったよりも+思ったとおり)」と「楽(思ったよりも+思ったとおり)」を比較すると、「厳しい」という回答が50.9%で「楽(34.4%)」を上回った。学生優位と言われた今年の就職活動においても、大手志向の高さも影響してか、当事者である学生の感想としては、少なからず厳しいと感じるところがあったようだ。
なお、厳しいと感じる理由では「なかなか内々定を得られない(44.6%)」が最も高く、「費用」「採用数が少ない」が続いた。
【「2018年卒マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」概要】
○調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力
○調査期間/2017年6月26日(月)~2017年7月1日(土)
○調査対象/2018年卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生 回答数1,852名
(文理男女別)文系男子368名、理系男子489名、文系女子465名、理系女子530名
(地域別)関東744名、東海184名、関西387名、その他537名
※調査結果の詳細は新卒採用サポネットで公開しています
[本件に関するお問い合わせ・取材等のお申し込み先]
社長室 広報部
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(株式会社マイナビ http://www.mynavi.jp/ /7月12日発表・同社プレスリリースより転載)