メンバーズ、2半期連続のベースアップ（通年8％）を実施～働き方改革を推進し、平均残業時間23.5％削減（前年同期比）と過去最高の上半期業績を同時達成

株式会社メンバーズ（本社：東京都中央区、代表取締役社長：剣持 忠、以下「メンバーズ」）は、2016年10月の給与改定において月額固定給4％のベースアップを実施することを決定いたしましたので、お知らせいたします。2016年4月に引き続き、2半期連続（通年8％）のベースアップとなります。

■背景
デジタルマーケティング市場の急速な拡大に伴い、インターネット専門職の人材不足が深刻化しており、優秀な人材の確保が企業経営の大きな課題となっています。

メンバーズでは、社員全員が自分らしいキャリアを築き、社会・顧客・仲間への貢献にやりがいを持って働き、健康で豊かな生活を送ることを目指す「超会社」コンセプト（※1）を経営指針として掲げております。長期的に社員と共に健全に成長・発展していくために、優秀な人材の確保・育成や健康に働ける職場づくり、ワークライフバランスへの取り組みなどを、持続的な成長戦略の最重要テーマの一つとして取り組んでまいりました。その一環として2019年度を目途に月額固定給25％のベースアップ、年収20％アップを目指しています（※2）。月額固定給の段階的な引き上げを実現するため、平均残業時間50％削減などを目標に掲げた生産性向上の取り組みを推進しており、2016年度上半期（4～9月）は平均残業時間23.5％削減（前年同期比）を実現し、2019年度の目標達成に向けて順調に推移しています。

一方、平成29年3月期第2四半期連結累計期間の業績におきましては、顧客企業のデジタルマーケティング領域への投資拡大を背景に売上、利益共に過去最高を更新し、前年同期比で売上高31.1％増、営業利益44.2％増、経常利益30.1％増、親会社株主に帰属する四半期純利益31.3％増、と高成長を実現しております。

これらを背景として、2016年4月に引き続き、2016年10月の給与改定においても全社員を対象に月額固定給4％のベースアップ実施を決定いたしました。

メンバーズは、これらの取り組みを通じて、優秀な人材の確保、社員の士気向上、長期勤続の促進を図ることが、持続的な成長や顧客企業への提供サービスの品質向上、さらには企業価値・株主価値の向上に繋がると考えており、経営基盤の強化と事業拡大に、引き続き努めてまいります。

■概要
○2016年10月1日からの実施内容
ベースアップ率：月額固定給の4％
時期：2016年10月1日から実施

■進捗状況と平均残業時間削減の取り組み
○進捗状況(2016年度上半期)
・平均残業時間：20.2時間、前年同期比23.5％削減（2019年度目標：50％削減）
・労働生産性指標：1.61ポイント（前年同期比＋0.07ポイント）
※労働生産性指標：付加価値売上高÷人件費。当社における労働生産性を測る社内指標。
・社員意識調査結果（2016年6月実施　※3）
「私は、この会社で長く働き続けたい。」68.6点（前年比＋7.3ポイント）
「当社は、仕事と生活のバランスをとるように推奨していると思う。」76.2点（前年比＋10.3ポイント）
「私の職場では、残業時間を減らす取り組みをしている。」77.8点（前年比＋10.1ポイント）

○主な取り組みの内容
当社代表の剣持を責任者とした「時短推進委員会」が主導となり、下記取り組みを積極的に推進しております。
・業務体制を見直し、チーム内でのバックアップ体制を構築。
・管理職の長時間労働是正に向けたマネジメント力強化のための説明会を実施。
・全部署において、残業削減推進に向けた社員の意識・行動改革を行うワークショップを実施。
・部署ごとの残業時間実績のモニタリング、公開、フォローアップを実施。
・経営層から顧客企業に対する残業削減施策に対する理解促進。
・No残業Dayの実施の徹底。
※1　超会社：メンバーズがミッションに基づいた経営を進めるための指針です。「社会への貢献」「社員の幸せ」「会社の発展」を同時に実現する企業活動を
※2　2016年3月8日　メンバーズ、月額固定給4％のベースアップ実施を決定　
※3　2016年9月8日　メンバーズ社員意識調査「第5回 メンバーズ・カウンセリング」のご報告

■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社メンバーズ
経営企画室　広報担当　岡田
TEL 03-5144-0660　/ mail: press@members.co.jp

◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

(株式会社メンバーズ http://www.members.co.jp/ ／10月31日発表・同社プレスリリースより転載）