「仕事が速い」「調整力がある」……こんな人が危ない!~『「できる人」が会社を滅ぼす』(柴田昌治:著)PHP研究所より発刊
株式会社PHP研究所は、柴田昌治:著『「できる人」が会社を滅ぼす』を刊行しました。
本書でいう「できる人」とは、「一見優秀、でも実は仕事をさばくのがうまいだけの人」のこと。
大量の仕事に忙殺され、「目の前の課題をいかに処理するか」ばかり考えている。短期的な業績はあげているので出世はしていくが、新しいことを「考える力」や変化に対応する「精神の柔軟性」はじわじわと減退。ある日ふと気づけば、会社の足を引っ張り、心ある人たちから「あの人は抵抗勢力だ」と後ろ指を指される存在になっている……。
こうした「できる人」が増えると、当然、企業のイノベーションを起こす力や変革力は衰退していく。主力事業が右肩下がりになりビジネスモデルの転換が不可欠になったときなども、「できる人」ばかりの会社ではその転換がうまくいかない。これは多くの日本企業で今まさに起こっていることである。
組織風土・体質改革の第一人者がこうした現状に警鐘を鳴らすとともに、仕事の意味・目的・価値を考える「真のできる人」になって、自分と会社を元気にする方法を指南。
■概要
「できる人」が会社を滅ぼす
著者:柴田昌治著 《株式会社スコラ・コンサルト創業者》
税込価格:1,512円(本体価格1,400円)
発売日:2016年10月03日
判型:四六判並製
ISBN:978-4-569-83188-6
■著者プロフィール
柴田昌治(しばた まさはる)
1986年に、日本企業の風土・体質改革を支援するためスコラ・コンサルトを設立。これまでに延べ800社以上を支援し、文化や風土といった人のありようの面から企業変革に取り組む「プロセスデザイン」という手法を結実させた。社員が主体的に人と協力し合っていきいきと働ける会社をめざし、社員を主役にする「スポンサーシップ経営」を提唱、支援している。2009年にはシンガポールに会社を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社PHP研究所 http://www.php.co.jp/ /10月発表・同社プレスリリースより転載)