限られた時間で専門性を活かす働き方「ZIP WORK」を提案。まずはリクルートグループ内で「働き方変革」の一環として検証:リクルートホールディングス
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄、以下リクルート)は、限られた時間でも専門的な知識やスキルを活かす働き方を「ZIP WORK」(ジップワーク)と名付け、社会に提案します。まずは、リクルートグループの「働き方変革」の一環として、グループ内で仕事を作り、社外から募集した人材を受け入れることで「ZIP WORK」に取り組み、新たな働き方の有効性を検証します。
1. 背景と目的
「一億総活躍社会」の実現に向け、育児や介護などを理由に離職しても、再び働きたいという人を短時間勤務で受け入れる企業が増えています。一方、専門性を活かせる短時間勤務の仕事は限られており、復職を志す人の適材適所の実現が進んでいないのが実態です。
そこでリクルートでは、専門的な知識やスキルを持つ人が限られた時間で専門性を活かして働き、高い専門性に見合う報酬を得られ、昇給などのキャリアアップの機会がある働き方を広めていくことを目的に、この新しい働き方の概念を「ZIP WORK」(ジップワーク)と名付け、社会に提案します。
まずは、多様な強みを持った個人の活躍推進を目指すリクルートの「働き方変革」の一環としてリクルート自身が取り組みます。グループ内で仕事を作り、社外から募集した多様な人材を受け入れることで、「ZIP WORK」の有効性を検証します。
なお「ZIP WORK」の提案と取組みは、育児と仕事の両立を支援するリクルートグループの横断プロジェクト「iction!」(イクション)事務局(事務局長:二葉美智子)が推進します。
参考:iction!プロジェクト
2. リクルートグループ内での取組み方と今後の予定
リクルートグループでは、9月20日にリクルートホールディングスのホームページにて、「ZIP WORK」の周知とともに、グループ各社が人材の募集を開始します。募集する職種は広報や労務、統計解析の業務などを予定しており、 例えば、広報の実務 経験や人事労務全般の基礎知識、新規事業の開発経験を持つ求職者の方などを想定しています。
長く雇用に携わり培った知見を活かし、「ZIP WORK」の働き方に合わせた、働き手の評価とそのフィードバックの仕組みを新たに作ります。その導入を通じて、働き手のキャリアアップを後押しするとともに、受け入れる職場が多様な働き方を受け入れるサポートをします。
今後は、グループでの知見を蓄積しつつ、賛同いただける企業や団体にノウハウを共有し、協働することで、新しい働き方「ZIP WORK」を社会に広げていきたいと考えています。
3. ZIP WORK概要
[定義] 次の三つを満たす働き方を「ZIP WORK」と定義しました
1.時間が限定されている(1日5時間、週3日など)
2.専門的な知識やスキルを活かせる
3.高い専門性に見合う報酬を得られ、昇給などのキャリアアップの機会がある
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /9月20日発表・同社プレスリリースより転載)