大阪商工会議所、企業の「人手不足・新卒採用に関する調査」結果
~人材の確保状況について、過半数の企業が「正社員が不足している」と回答
新卒採用活動、3社に1社(34.9%)は、採用予定人数を確保できていない~
大阪商工会議所は、大阪商工会議所会員に向けて行った、企業の「人手不足・新卒採用に関する調査」の結果を発表しました。
◆調査結果のポイント
○人材の確保状況について、過半数(51.4%)の企業が「正社員が不足している」と回答。その影響で、「需要増への対応が困難」な企業も4割以上(44.3%)に及び、人手不足が成長の阻害要因となることが懸念される。
○2016年3月卒業予定者の採用活動は、半数(50.2%)の企業が実施したが、3社に1社(34.9%)は、採用予定人数を確保できていない。前年度より人員確保が厳しいとの回答が6割超(65.1%)を占めた。
○採用活動実施企業のうち、選考開始時期の8月への繰り下げによる影響を受けた企業は、8割(80.9%)に及び、約6割(57.9%)が「もとのスケジュールに戻してほしい」と回答している。
<調査概要>
◆調査目的
人手不足の実態と影響、対応方法、及び2016年3月の新規学卒者(大学・大学院生)の採用スケジュール変更(選考開始時期の8月への繰り下げ)が、企業の採用活動にどのような影響を及ぼしたかについて、会員企業の実態を調査し、今後の事業展開の参考とするため。
◆調査期間
2015年10月6日(火)~10月26日(月)
◆調査対象
大阪商工会議所会員のうち2,370社
◆調査方法
調査票の発送・回収ともにファクシミリ
◆有効回答数(回答率)
251社(10.6%)
【お問合先】
大阪商工会議所 人材開発部 鱧谷(はもたに)
TEL.06-6944-6499
◆本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(大阪商工会議所 http://www.osaka.cci.or.jp/ / 11月2日発表・同会議所プレスリリースより転載)