トモニン 「トモニン」とは、厚生労働省が定める、“仕事と介護を両立できる職場環境”の整備・促進のためのシンボルマークの愛称です。マークのデザインは2014年3月、愛称は同年8月に一般公募により決定。「介護する人を職場で支えてともに頑張っていく」「仕事と介護をと...
仕事と介護の「両立支援」を考える 手遅れになる前に、企業はどんな対策を講じておくべきなのか 企業の中核を担う40代、50代を中心に、介護を理由とした離職が増えている。介護は「いつ始まり、いつまで続くのか」が分からない。手遅れになる前に、企業としての基本方針を示し、何らかの対策を講じておくことが、組織経営(人事マネジメント)の観点からも極めて...
男性の育児休業取得における阻害要因として最も多いのは、「業務を代替する人員の手配」で57.2%|人事白書調査レポート 全国4,036社の人事実態調査『人事白書2016』レポート。男性が育児休業を取得する際、どのようなことが阻害要因となっているのか。最も多かったのは「業務を代替する人員の手配」で、57.2%だった。次いで、「従業員の意識変革の遅れ」「男性の育児休業取得...
3歳の壁 「3歳の壁」とは、0~2歳児向けの保育施設に子供を預ける保護者が、3歳以降の預け先探しに苦労する問題のことです。待機児童対策として0~2歳児のみが対象の保育施設が増設された結果、3歳以降の受け皿不足が起こり、もう一度“保活”(=保育園探し)に奔走しな...
ダブルケア 「ダブルケア」とは、子育てと親などの介護や世話を同時に行う必要がある状況を指す言葉で、深刻な社会問題に発展する可能性があると言われています。晩婚化・晩産化の影響で、結婚後、比較的早くから親の介護に携わり、それが子育てに忙しい時期と重なって、「ダブルケ...
介護休業とは――介護「休暇」との違い、取得状況や運用の注意点を解説 介護休業は、要介護状態となった家族の介護を目的として、従業員が一定期間の休みを取得できる制度です。少子高齢化が急速に進んでいる現代において、労働者にとって特に需要が高い制度の一つとなっています。介護休業は、企業ごとに制度を設ける必要があるため、自社で...
小1の壁 「小1の壁」とは、共働きの家庭などで子どもが小学生になった途端、放課後の預け先が見つからず、親が従来の働き方を変える必要に迫られたり、退職を余儀なくされたりする問題を指す造語です。日中保護者が家にいない児童の放課後の預け先としては公的制度の学童保育が...
介護経験のあるビジネスパーソン309人に聞いた仕事と介護の両立実態 2014年7月に「介護に関するアンケート」を実施し、これまで実際に介護をした人が、どのように仕事と介護を両立してきたのかを実態調査し、その結果から課題と今後の取り組みのヒントを分析しました。
母性健康管理措置とは 「母性健康管理措置」とは、女性労働者の妊娠・出産前後に、事業主が講じることを義務付けられている措置の一つです。男女雇用機会均等法により、企業は妊娠中および出産後1年以内の女性従業員に対して、必要な保健指導などを受けるための時間を確保し、医師などから指...
[対談]小室淑恵×越川慎司:大介護時代、到来!日本の“働き方”を変えるためにICTはここまで進化した いわゆる団塊世代が75歳以上の後期高齢者になると、日本は「大介護時代」を迎えると言われます。現在、働きながら家族の介護を担っている人は全国で約291万人。また、年間約10万人が介護のためにキャリアを諦めざるをえない“介護離職”に追い込まれています。離...
保活 「保活」とは、子どもを保育所(おもに認可保育所)に入れるために保護者が行う活動のことです。保育需要が保育所の定員数を上回り、都市部を中心に待機児童問題が深刻化するなか、最近では、入所選考で有利になるように自らの就労条件を変更したり、待機児童の少ない地...
プラチナくるみん 「プラチナくるみん」とは、仕事と育児の両立支援に熱心に取り組む企業のうち、トップクラスの実績を上げている企業を厚生労働省が認定し、税制面などで優遇する制度およびその認定マークのことです。プラチナくるみん(特例)認定制度は、次世代育成支援対策推進法(次...
キャリアロス 「キャリアロス」とは、労働者が休職などで職場を離れることにより、査定・昇進面でのマイナス、スキルやモチベーションの低下を招き、復帰後のキャリアに支障が出る現象を指す言葉です。日本で仕事と育児の両立や女性の管理職登用が進まない要因のひとつに、育児休業や...
駒崎 弘樹さんインタビュー:仕事だけが「働く」じゃない――社会起業家が提唱する「働き方革命」で企業を変える 世界を変える社会起業家として注目され、厚生労働省「イクメンプロジェクト」の座長にも就任した、認定NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹さん。日本初の病児保育サービスを展開する一方、仕事と育児・介護を両立しやすい職場を創出する「働き方革命」の実現を目指し...
パタハラとは――意味やマタハラとの違い、取得推進企業の事例をわかりやすく 「パタハラ」とは、パタニティー・ハラスメントの略。パタニティー(Paternity)は英語で“父性”を意味し、男性が育児参加を通じて自らの父性を発揮する権利や機会を、職場の上司や同僚などが侵害する言動におよぶことを、パタニティー・ハラスメントと呼びま...
マミー トラックとは―なかなか進まない女性活躍推進の現状を解説 「マミートラック」とは、子どもを持つ女性の働き方のひとつで、仕事と子育ての両立はできるものの、昇進・昇格とは縁遠いキャリアコースのことです。職場の男女均等支援や仕事と育児の両立支援が十分でない場合、ワーキングマザーは往々にして補助的な職種や分野で、時...
丸紅株式会社:仕事と介護の両立にマネジメントスキルを活かす総合商社ならではの“先進的”介護支援とは ワーク・ライフバランス推進の一環として介護支援に取り組む丸紅株式会社では、子育てに比べて表面化しにくい介護の問題を組織内で共有。介護が必要になる以前から社員に広く内外の支援策を伝え、両立に向けた啓発や個別相談に取り組んでいます。先進的施策を推進されて...
イクボス 「イクボス」とは、男性の従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や上司のことです。子育てに積極的に関わる男性をイクメンと呼ぶのに倣い、そのイクメンを職場で支援するために、部下の育児休業取得を促すなど、仕事と育児を両立しやすい環境の整備に努めるリーダー...
マタハラ 「マタハラ」とはマタニティー・ハラスメントの略で、働く女性が妊娠・出産をきっかけに職場で精神的・肉体的な嫌がらせを受けたり、妊娠・出産を理由とした解雇や雇い止めで不利益を被ったりするなどの不当な扱いを意味する言葉です。社会的な認知はまだ十分に進んでい...