企業ができる、介護に悩む社員への両立サポートとは?―職場のモヤモヤ解決図鑑【第13回】 社員が介護と仕事を両立させられるよう、人事にはどのような支援ができるのでしょうか。介護に直面した社員が抱える悩みや、具体的な支援方法、企業事例を紹介します。
法政大学 坂爪洋美教授が語る 従業員の「仕事」と「育児」の両立支援 従業員の仕事と育児の両立を支援するうえで欠かせない「育児休業制度」。しかし、その利用状況を見ると、男女間に大きなギャップが存在する。女性の育休取得率が80%台であるのに対して、男性は10%に満たないのだ。男性が育休を取得しないのは、「業務の多忙」「育...
日本ユニシスの「目標値なし」「男女問わず」の育児休暇推進とは 女性活躍推進法が2016年4月に完全施行されて以来、多くの企業が女性に関する目標値を掲げ、ジェンダーギャップの是正に取り組んでいます。女性の活躍推進とセットで進められるべきなのが、育児や家事を夫婦で分かち合うという考え方の浸透です。しかし、育児分担の...
育児休業(育休)とは――対象労働者などの基本や、制度運用上の注意点を解説 「育児休業」とは、子どもを養育する義務のある労働者が、1歳未満の子を養育するための制度です。社員の定着や働きやすい組織づくりに影響する育児休業は、働き方改革の成否を左右する重要な制度の一つといえます。育児休業は育児・介護休業法で定められていますが、自...
時短切れ 「時短切れ」とは、企業が規定する時短勤務の適応期間が過ぎてしまい、それ以上制度を利用することができなくなる状態のことをいいます。企業によっては「小学校入学まで」などといった独自の緩和条件を設定しているところもありますが、国が定める「改正育児・介護休業...
「短時間JOB」は組織に何をもたらすのか? iction! の取り組みから見えた兆しに迫る | 『日本の人事部』特別インタビュー リクルートグループは2015年より、働く子育てを支援する「iction!」というプロジェクトを推進しています。なかでも、人材系事業会社を中心に「短時間JOB」の創出に力を入れており、人手不足の解消や長時間労働の是正に寄与できる兆しが見えています。今回...
新卒・パート/アルバイト調査|就活男子も「育休」重視 もし、御社の新卒採用面接で、「妻が出産したら、育児休業を取得したいです!」と男子学生が申し出たら、どのような印象を持ちますか?「個人的な活動、家族、仕事のバランスをうまくとりたい」と考えている学生は、男女ともに増加しています。男性の育児休暇は、スタン...
『日本の人事部』編集部注目レポート | 男性社員の育児休業取得率9割を実現 バリューを徹底し、社員を信頼することで急成長したメルカリ フリマアプリ「メルカリ」のサービスを展開し、急成長している株式会社メルカリ。「バリューに基づく評価制度」や「積極的なリファラル採用」など、人事関連で先進的な取組みを行っていることで知られます。中でも注目されるのは、男性社員の育児休暇取得率が9割を超え...
女性の意識を変え、生産性向上・コスト削減を実現する「子連れ出勤」 授乳服のモーハウスに聞く、子どもをだっこして働くことのメリットとは? 保育所に子どもを預けたいのに預けられない、待機児童問題。預け先が見つからずに、保護者が育児休業を延長せざるを得ないケースも多いようです。そこで今注目されているのが、子どもを職場に連れてきて働く「子連れ出勤」。子どもの預け先が見つからない保護者と、人材...
ケア責任 「ケア責任」とは、家族などにケアが必要な子どもや障がい者、要介護者がいる場合に、そのケアを担って責任を負うこと。「ケア責任」があることで、できる仕事に制限が生じたり、企業内で指導的な立場になりにくかったりするケースが考えられます。現在は、要介護者が増...
[インタビュー] 出産・育児と仕事の両立のポイントは女性従業員と上司が「わかりあう」こと 相互理解を促進するために人事が活用できる仕組みとは? 女性活躍推進の取り組みが進む中、出産を機に女性が退職するケースは未だに多いようです。そこでリクルートグループでは、育児と仕事の両立を支援する「iction!」(イクション)プロジェクトを推進。グループ横断で、職場と働き手の両方をサポートするさまざまな...
[インタビュー] 事業所内保育施設を作る強い味方! 内閣府が主導する「企業主導型保育事業」とは 2016年4月に内閣府が「企業主導型保育事業」をスタートしました。これは、企業が従業員のための保育施設を設置する際に整備費・運営費について助成する制度です。「企業のイニシアチブで同制度を利用できる」「従業員の様々な働き方に応じた、柔軟な保育サービスの...
出生時両立支援助成金 「出生時両立支援助成金」とは、男性従業員が育児休業を取得しやすい制度の導入や職場風土醸成の取り組みを行い、実際に男性従業員がその制度を利用して育児休業を取得した企業に支給される助成金で、「イクメン助成金」とも呼ばれています。仕事と育児の両立を望む男性...
企業インタビュー|男性が変われば企業風土も変わる! ダイバーシティ先進企業、ローソンが行う「男性の育児休職取得」促進のための取組みとは(後編) 男性の育児休職の取得促進を、女性活躍推進の一環として位置づけるローソン。2014年度に新設した「短期間育児休職制度」の普及・啓蒙を目的に各種施策を展開し、取得率の向上を導いています。インタビュー後編では、同社が展開する「男性の育児取得促進活動」がどん...
企業インタビュー|男性が変われば企業風土も変わる! ダイバーシティ先進企業、ローソンが行う「男性の育児休職取得」促進のための取組みとは(前編) 女性や外国人など多様な人材の活用を図るために、ダイバーシティ(多様性)推進に積極的かつ継続的に取り組んでいるローソン。小売業として初めて、女性活躍推進に優れた上場企業である「なでしこ銘柄」に2014、2015、2016年の3年連続で選出されるなど、先...
トモニン 「トモニン」とは、厚生労働省が定める、“仕事と介護を両立できる職場環境”の整備・促進のためのシンボルマークの愛称です。マークのデザインは2014年3月、愛称は同年8月に一般公募により決定。「介護する人を職場で支えてともに頑張っていく」「仕事と介護をと...
仕事と介護の「両立支援」を考える 手遅れになる前に、企業はどんな対策を講じておくべきなのか 企業の中核を担う40代、50代を中心に、介護を理由とした離職が増えている。介護は「いつ始まり、いつまで続くのか」が分からない。手遅れになる前に、企業としての基本方針を示し、何らかの対策を講じておくことが、組織経営(人事マネジメント)の観点からも極めて...
男性の育児休業取得における阻害要因として最も多いのは、「業務を代替する人員の手配」で57.2%|人事白書調査レポート 全国4,036社の人事実態調査『人事白書2016』レポート。男性が育児休業を取得する際、どのようなことが阻害要因となっているのか。最も多かったのは「業務を代替する人員の手配」で、57.2%だった。次いで、「従業員の意識変革の遅れ」「男性の育児休業取得...
3歳の壁 「3歳の壁」とは、0~2歳児向けの保育施設に子供を預ける保護者が、3歳以降の預け先探しに苦労する問題のことです。待機児童対策として0~2歳児のみが対象の保育施設が増設された結果、3歳以降の受け皿不足が起こり、もう一度“保活”(=保育園探し)に奔走しな...