人事白書調査レポート2023 戦略人事
戦略人事を実現するにあたり重要な役割を果たすHRBP
「いる」と回答した企業は約1割にとどまる
HRBPが「いる」企業は14.0%
HRBP(HRビジネスパートナー)は、企業の経営層や事業部門の責任者に対し、ビジネスのパートナーあるいはアドバイザーとして、人と組織の面から働きかけやサポートを行い、成果・実績を創出する人事のプロフェッショナルのことをいいます。
HRBPが存在するかどうかを聞いたところ、「いる」は14.0%にとどまりました。「いないがこれから設ける予定」は9.4%、「現在おらず、今後も設ける予定はない」は67.5%という結果です。
5001人以上の企業の35.8%にHRBPが存在
従業員規模別に見ると、5001人以上の企業では35.8%が「いる」と回答しています。しかし、それ以外の企業では低く、10%台以下にとどまっています。事業における人事の重要性が叫ばれる中、HRBPの存在が注目されていますが、実際には多くの企業で活用できていないことがわかります。
実施時期 | 2023年3月6日~3月31日 |
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調査対象 | 『日本の人事部』正会員 |
調査方法 | Webサイト『日本の人事部』にて回答受付 |
回答数 | 6,504社、6,797人(のべ) |
質問数 | 168問 |
質問項目 | 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働きやすさ・働きがい/7.組織開発/8.注目の人事課題(人的資本の情報開示、ウェルビーイング、Employee Experience、兼業・副業) |
出典:『日本の人事部 人事白書2023』
全国の人事の実態・課題を明らかにし、解決の糸口を探る『日本の人事部 人事白書』から、調査レポートを公開。貴社の課題解決にご活用ください。