ARUN合同会社パートナー(投資家)が100名突破
~日本発「社会的投資」共感の輪、拡大中
社会の課題を解決しようとチャレンジする起業家を「社会的投資」スキームで支援するARUN合同会社が2009年12月に10名で産声をあげて以来、2014年6月現在、カンボジア企業5社インド企業1社へ投資を実行するまでの組織になりましたが、このほど活動主旨に賛同し、出資する投資家(パートナー)の数が100名を突破しました(法人1社を含む)。
記念すべき100人目パートナーがARUNに参加したきっかけは、2014年2月から定期的に開催されている有償勉強会「ソーシャル『インベストメント?』スクール」。ソーシャルビジネスを自ら日本で立ち上げる準備を進めており、社会的投資をより深く理解しようと参加した折、今後の活動の指針になると感じ出資を決めたといいます。「今年30歳という年齢で、しかも2015年からの事業開始準備中というステイタスですから、1口50万円は決して小さな出費ではありません。ですが、将来『投資を求める側』になる以上、『投資をする側』のロジックも肌で学んでおきたいと考えたのです。それには実践を続けているARUNが最適解じゃないか、と」。
ARUN合同会社はプロボノと呼ばれる、本業の専門知識を合同会社の活動に寄与する、パートナーが活躍する形態をとっているため、デューディリジェンス(投資決定までのさまざまな調査)や社会性の評価など、週末やオンラインでも実施しています。「本業と起業準備、そのうえにARUNとしての活動が加わったわけですから……いまいちばん欲しいのは時間ですね」。
なお、彼の後にもパートナーは増えており、6月10日現在104名となりました。パートナーの年齢別構成比では30代が一番多い「若い」集団ですが、足かけ5年の間、すべての人がその才能を発揮できる社会の実現を目指し、社会的投資の実践を重ねてきた経験は、日本のみならず、世界でも類を見ないものと自負しています。今後のARUNの活動に引き続きご注目ください。
(ARUN合同会社 http://www.arunllc.jp/ / 6月13日発表・同社プレスリリースより転載)