『Re就活』サイト運営の学情が
第二新卒者を対象に「就職/転職の意識調査」実施
第二新卒専門就職サイト『Re就活〜25才までの就職活動応援サイト』を運営する、学情(大阪市北区、中井清和・代表取締役社長)は、2006年1月10日から1月31日の3週間で、「第二新卒の就職/転職活動に関する意識調査」を全国の就職・転職を考えている第二新卒者を対象に実施しました。
【 調査背景 】
新卒採用市場・キャリア採用市場の活況に伴い、第二新卒者を新たな労働力として採用する企業が増えています。長年にわたり新卒採用支援を行ってきた同社では、新卒採用に代わるポテンシャル採用のターゲットとして、“25才以下の若手社会人・第二新卒・フリーター”に特化した就職情報サイトとして、『Re就活』を2004年11月30日にオープンし、現在会員数40万人、参画企業数700社を突破し、順調に参加企業数・会員数を伸ばしています。そのような背景のなか、同社では、採用市場として確立していない第二新卒市場の傾向・特性を調査するため、オンラインアンケートを実施しました。
【 「第二新卒の就職/転職活動に関する意識調査」結果サマリー 】
まず、就業中もしくは就業経験のある方に対して、転職を希望している理由を質問したところ、「前職(現職)に不満を感じたため」が54.9%でトップ、続いて「キャリアアップを考えて(19.1%)」、「実際に働くことにより、やりたいことが明確になったから(16.6%)」という結果となりました。また、「前職(現職)に不満を感じたため」と回答した方に関して、「不満」の内容を質問したところ、「仕事内容(27.1%)」が最も高く、「給与等の待遇面(24.0%)」や「勤務時間等の労働条件(23.1%)」を押さえて1位となりました。
就業3年以内の早期退職者が年々増加している原因として、就業前に抱いていたイメージと実際の仕事内容において生じたギャップやミスマッチがよく挙げられていますが、これを裏付ける特徴的な結果となりました。
それから、「仕事に求めているものはなんですか?」との問いに対して、「収入」が16.4%と最も高く、その後「自己成長・スキルアップ(15.3%)」、「やりがい(15.2%)」が続いています。キャリア形成や高収入を仕事に求める傾向にあるキャリア層と比較して、仕事内容にメンタル的な充実を強く求めるという、若年層に特徴的な傾向が読み取れます。
続いて、フリーターなどの就業未経験者に対して、卒業後就職をしなかった理由を質問したところ、「やりたい仕事が分からなかった」が45.5%と半数近くを占めました。その後、「公務員試験/大学院試験/資格取得で就職活動していなかった」が29.0%と続いており、就業先が決まらないまま大学を卒業することへの危機感が低下していることが伺えます。その一方で、彼等が現在就職活動を行っている理由としては、「収入面での安定を求めて(28.1%)」、「親を安心させるため(21.3%)」、「社会的地位を求めて(14.5%)」という結果となりました。学生という身分を卒業し社会に出ることで、収入や生活基盤の安定の重要性を実感し、就業に対して前向きに考えている傾向が読み取ることができます。
(学情 http://company.gakujo.ne.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・2月28日)