日本能率協会マネジメントセンター 『JMAM ものづくり相談室』 開講
~シニア人材を活用し、生産現場の若手の育成を支援~
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:長谷川隆、港区、以下JMAM[ジェイマム])は4月1日より、生産現場で働く若手人材の育成を支援する新サービス「JMAMものづくり相談室」を開設しました。
製造拠点の海外移転や、若者を中心とした技能離れが続くなか、ものづくり産業では、経済発展に重要な役割を担ってきた優れた技能者の確保や、その後継者の育成が急務となってきています。とりわけ、団塊世代の熟練技能者が大量退職したため、ものづくりに携わる若手人材の周囲には指導者となる先輩が少なくなり、その技能継承が課題となっています。
そこでJMAMでは、ものづくり産業を支える若手技能者の育成を支援するための常設窓口、「JMAM ものづくり相談室」を4月1日に開講しました。この相談窓口は、JMAMの提供する製造業向け通信教育4コースの受講者を対象に開設され、受講者は担当講師に、通信教育の不明点のみならず、実際の生産現場で直面する課題や悩みを受講期間内であれば何度でも無料で電話やメールで相談することができます。
本相談窓口の開講にあたり、JMAMは「ものづくり相談室」専門部署を新設し、講師として企業の生産部門や人事部門の管理経験者など60歳以上のシニア人材を10数名迎え入れました。また5月には、相談施設がJMAM本社内オープンする予定です。JMAMでは、本相談室がシニアから若手技能者への技能伝承を実現する場となるだけでなく、ものづくり産業の新たな情報発信基地となることを願っています。
JMAMは、「ものづくり相談室」の初年度利用者を3000人規模と見込んでいます。JMAMは今後も、ものづくり産業のトレンドに即したビジネススキルやマネジメント教育を提供し、日本企業の人材育成戦略を支えていきます。
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)]は、日本能率協会(JMA)グループの中核企業として1991年に設立されました。通信教育・研修・アセスメント・e-ラーニングを柱とした人材育成支援事業、『能率手帳』を代表とするビジネスツール事業、ビジネス書籍の発行を中心とした出版事業を通じて、企業の「人づくり」を支援しています。
(株式会社日本能率協会マネジメントセンター http://www.jmam.co.jp/ /4月9日発表・同社プレスリリースより転載)