「みちのく復興事業シンポジウム」の開催
~ これからの震災復興における企業の役割について考える ~
株式会社損害保険ジャパン(社長:櫻田 謙悟、以下「損保ジャパン」)が参画する「みちのく復興事業パートナーズ※1(以下「パートナーズ」)」は、東日本大震災発生から2年を迎える2013年3月に、「NPO 法人ETIC.※2(以下「ETIC.」)」と「みちのく復興事業シンポジウム」を共催します。
※1 「みちのく復興パートナーズ」は、ETIC.と、各種NPO 法人や社会起業家の新しい協働の可能性を模索する企業5社(味の素株式会社、花王株式会社、株式会社電通、株式会社ベネッセホールディングスおよび損保ジャパン)が共同で立ち上げたものです。損保ジャパンはこのパートナーズにおける取り組みの一環として、2012年にマネジメントスキルを持った企業人材を全国訪問ボランティアナースの会キャンナスに派遣する「社員派遣プログラム」を実施しています。
※2 「ETIC.」(エティック)は、社会のさまざまなフィールドで活躍する若い世代のリーダーを育成する団体として1993年に設立されました。企業への長期実践型のインターンシップ等を通じて多くの学生を育てるとともに、次代を担う代表的な事業型NPO 法人を数多く輩出しています。
1.「みちのく復興事業シンポジウム」開催の経緯
「みちのく復興事業シンポジウム」は、2012年3月に一般社団法人日本経済団体連合会(以下「経団連」)社会貢献担当者懇談会の参加企業の有志がETIC.に対して行った提案がきっかけとなり、開催されるものです。
本シンポジウムの目的は、中長期にわたり、複数の企業が連携・協力して復興支援を行うことの意味や企業にとっての社会貢献活動の新たな形を、多くの企業のCSR担当者や関係団体と共有することにあります。また、イベントを通して、参画企業以外の企業に対しても、パートナーズへの理解と参画を促すことを目的としています。
2.シンポジウムの概要
タイトル: みちのく復興事業シンポジウム
主 催 : みちのく復興事業パートナーズ、NPO 法人ETIC.
日 時 : 2013年3月13日(水)午前10時~午前11時30分
会 場 : 電通ホール(東京都港区東新橋1-8-1、電通本社ビル内)
参加人数: 約300名(予定)
案内先 :
・企業のCSR・社会貢献担当者
・起業家、起業に興味のある学生・団体
・1%(ワンパーセント)クラブ(※3)法人会員
・経団連事務局/パートナーズ5社関係者/ETIC.関係者ほか
※3 経常利益や可処分所得の1%相当額以上を自主的に社会貢献活動に支出しようと努める企業や個人が会員となり、社会貢献活動を推進しています。
3.プログラム内容(以下予定、敬称略)
(1)キーノートセッション
テーマ:「被災地の自律的復興と企業の役割」に基づき、講演をおこないます。
【1】 南相馬ソーラーアグリパーク 半谷 栄寿
福島県南相馬市においてソーラーアグリパークを立ち上げ、子供たちが自ら社会の課題について考える学びの施設を準備中。
【2】 一般社団法人 ふらっとーほく 松島 宏佑
宮城県亘理町で防潮林の再生に取り組む。地元住民を巻き込んだ町づくり計画の作成とその実行、およびその過程における外部ボランティアなどのファンづくりを構想中。
☆司会進行:NPO 法人ETIC. 代表理事 宮城 治男
(2)セッション
【1】 復興に向けた企業の取り組みと今後の可能性について
パートナーズに参画する5社が被災地復興に対する思いや被災地への社員派遣を通じて得られた本業へのフィードバックの可能性についてコメントします。
・味の素株式会社 CSR部 小口 桂子
・花王株式会社 コーポレートコミュニケーション部門
サステナビリティ推進部長(兼)社会貢献部長 嶋田 実名子
・株式会社電通 社会貢献・環境推進部 専任部長 中村 優子
・株式会社ベネッセホールディングス CSR推進部・広報IR部 部長 増本勝彦
・株式会社損害保険ジャパン CSR・環境推進室長 酒井 香世子
☆ゲストスピーカー:株式会社日本経済新聞社 編集委員兼論説委員 石鍋 仁美
【2】 被災地の自立的復興に向けた人づくり、コトづくりについて
パートナーズの取り組みとその目指すべきものについてコメントします。
・NPO 法人ETIC. 事業統括ディレクター 山内 幸治
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(NPO法人ETIC. http://www.etic.or.jp/ /2月26日発表・同法人プレスリリースより転載)