ヘイズ、転職希望者のソーシャル・メディアの利用状況を発表
人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役兼アジア地区オペレーション・ディレクター:クリスティーン・ライト、以下ヘイズ・ジャパン)は転職活動中のソーシャル・メディアの利用に関する調査を実施しました。それによると、回答者の62%は、応募先企業が自分のオンライン・プロフィールを閲覧するかもしれないという懸念から、ソーシャル・メディアの利用方法を変えていることがわかりました。また42%はプライバシー設定に変更を加え、20%は写真につけられたタグをはずしたり、自身のページの内容を編集しなおしていることが分かりました。
一方、38%は転職応募先企業がプロフィールを見るとは思わないので、ソーシャル・メディアの利用方法は変えないと回答しています。
ヘイズ・ジャパン代表取締役兼アジア地区オペレーション・ディレクター、クリスティーン・ライトは次のように述べています。
「ほとんどの候補者はソーシャル・メディアの利用者ですが、ソーシャル・メディアは転職先を探す際に便利な点が多い反面、自身に不利に働く場合もあるので注意が必要です。ソーシャル・メディアのコンテンツから応募者の性格や企業文化への同化性を判断できると考える採用担当マネージャーが増えています。この点から転職活動中は特に自身のプロフィールに責任を持つべきだと思います」。
「企業は採用候補者のフェイスブックのプロフィール、ビデオ・シェアリング・サイトのコンテンツ、オンライン・フォーラム、ブログなどを通じて、採用面接とは異なる角度から候補者を判断することができるのです」。
「このためヘイズでは転職希望者に対し、パブリック対応になっているオンライン情報は企業の採用判断の一要因となる可能性もあるとアドバイスしています。プライバシー設定を変更して、投稿する際には賢明で責任あるコンテンツにしてください。フェイスブックやツイッターだけでなく、グーグルでも自分の名前を検索し、書かれている内容が適切であるかどうか調べてください」。
「特に個人の情報を企業の採用判断に利用して欲しくないと考える転職希望者は、このような対策をとることをお勧めします」。
「もちろんソーシャル・メディアが転職希望者に有利に働く場合もあります。応募先企業から好意的に見てもらうためにリンクトインにプロフィールを作成し、ネットワークを拡大している候補者も多いです。ソーシャル・メディアの効果をさらに高めるには、自身の求める仕事をしっかりと把握して、この仕事に直接関連する分野でネットワークを広げることが大切です」。
「また自身の専門分野に関する最新トレンドなどをブログに掲載し、やる気や熱意を示すことで転職希望の企業に対して自身の強味をアピールしている人材もいます」。
「転職に際しソーシャル・メディアの利用は賢明ですが、企業の従来の採用方式に替わるものではないことをお伝えしたいと思います。採用は人に関わることであり、企業は採用候補者の履歴書を見て面接をする必要があります。従ってオンライン上の自身のプロファイルを高めるためにも、しっかりとした履歴書を用意し、面接の準備をするようおすすめします」。
◆ 本件に関するお問い合わせ先:
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社
朝倉 03-3560-2813
◆ ヘイズ・グループについて
ヘイズ・グループは、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。世界33の国と地域*、247の拠点において、およそ8,000人の従業員が経験とスキルを備えた人材サービスをグローバルに提供しています。
◆ ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社について
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は、ヘイズ・グループの日本法人として2001年に東京で設立されました。同社は日本で唯一、東京赤坂本社、新宿支店、大阪支店の3つの国内拠点を擁する外資系人材紹介会社です。「経理・財務」、「金融」、「ファイナンス・テクノロジー」、「人事」、「ヘイズ・リース・マネージメント」、「IT」、「保険」、「法務」、「ライフ・サイエンス」、「オフィス・プロフェッショナル」、「不動産関連」、「セールス&マーケティング」、「サプライチェーン」の13の専門分野に精通したコンサルタントが豊富な知識と経験をもとに、正社員から契約・派遣社員まで、企業の人材採用や個人のキャリアアップを支援しています。
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(ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 http://www.hays.co.jp/ /8月6日発表・同社プレスリリースより転載)