就職プロセスにおける大学生の印象向上企業は?
リクルート『採用プロセス調査2005』を発表
リクルート(東京都中央区、柏木斉・代表取締役兼CEO)では、企業の採用活動に対する大学生の印象を明らかにするため、『採用プロセス調査』 (対象は2006年3月卒業予定の大学生)を2005年2月〜6月の間、毎月実施しました。このたび、2〜6月度の合計の集計結果がまとまりました。
【大学生の情報収集・エントリー段階における印象向上企業】
■ 第1位は豊田自動織機
情報収集・エントリー段階において、大学生の印象が最も向上したのは、豊田自動織機。
上位10社に関して、「エントリー後、企業から即時にレスポンスがある」「新鮮な情報が提供される」「こまめに情報が更新され、また情報を更新した連絡を確実にしてくれる」「学生視点で情報提供してくれる」という学生の意見が多数見られ、情報の鮮度や素早いレスポンスが、印象を向上させている。
【大学生の説明会・セミナー段階における印象向上企業】
■ 第1位は日本ビジネスシステムズ
説明会・セミナー段階において、大学生の印象が最も向上したのは、日本ビジネスシステムズ。
上位10社に関して、「説明会で話していた社長や社員が魅力的」「社員が活き活きしていて丁寧に対応してくれる」「社員と話す機会が設けられている」「学生に情報を提供しようという姿勢が伝わる」という学生の意見が多数見られ、トップや社員が採用に対する熱意を伝えることが、印象を向上させている。
【大学生の面接・グループディスカッション段階における入社意向向上企業】
■ 第1位は日本航空インターナショナル
面接・グループディスカッション段階において、大学生の入社意向が最も高まったのは、日本航空インターナショナル。
上位10社に関して、「面接官が緊張をほぐしてくれた」「一方的に面接されるのではなく、面接官とコミュニケーションが取れた」「丁寧に対応してもらった」という学生の意見が多数見られ、心の通い合いや温かみを感じるコミュニケーションを図ることが、入社意向を高めている。
【調査概要】
■ 調査目的
大学生が就職活動の過程で企業と接触する3つの段階(「情報収集・エントリー」「説明会・セミナー」「面接・グループディスカッション」)において、印象に残った企業とその企業の情報提供のあり方、説明会や面接などの運営・対応等についての評価を尋ね、関係各位の参考に供する。
■ 調査対象
2006年3月大学卒業予定者 (調査開始時3年生対象)
■ 調査方法
2月〜6月の各月に調査を実施。調査期間は各月1週間程度とし、対象者に電子メールで調査を告知し、調査用ホームページ上で回答を得た。
■詳細は下記URLにてご覧ください。[PDF書類 115KB]
http://www.recruit.co.jp/corporate/report/2005pdf/20051202_saiyo_process.pdf
(リクルート http://www.recruit.co.jp/p/同社プレスリリースより抜粋・12月5日)