ソーシャルリクルーティング
就職活動におけるFacebookの利用動向に関する調査を実施
~「就職活動情報の収集の仕方」で、ソーシャルメディアと口コミが大手求人ナビを抜く~
株式会社ソーシャルリクルーティング(東京都渋谷区、代表取締役CEO:春日博文)は、2012年、2013年度卒業予定の就職活動生を対象に、世界最大のSNSである「就職活動におけるFacebookの利用動向に関する調査」を実施いたしました。
<調査概要>
期間 : 2011年8月30日(火)~9月6日(火)
調査対象 : Facebookアカウントを持ち、就職活動中の2012年、2013年度卒業予定の就職活動生
調査方法 : twitter,Facebookを活用したインターネット調査や、各大学での実地調査
有効回答数 : 322名
質問項目 : 25問
■ 94%の大学生がFacebookを使って企業採用担当者、社会人の方と交流したい
Facebookを使って企業の採用担当者や社会人の方との交流意欲に関して、49%の学生が「ぜひ交流したい」、45%の学生が「機会があればぜひ交流したい」と、計94%の学生が交流を持ちたいと回答しました。
その理由としては、
「大学や、企業の説明会では得られない社員や企業の日常がFacebookに投稿されているから。」
「ESや面談以外の方法で、企業に自身を見てもらえるチャンスが増えるから。」
といった意見がありました。
企業側は、こちらから学生側へ積極的に交流を取っていく事に対して、学生から、「プライベートな情報もキャッチされる」といった理由でネガティブなイメージを持たれるのではないかと懸念していますが、実際、企業から友達申請が来た際に、絶対に承認しないと回答したのはたったの3%でした。コミュニケーションには非常に前向きである事がわかりました。
■ 86%の大学生がソーシャルメディアを使って情報発信をしようとする企業に対して好印象
ソーシャルメディアを使って採用活動を展開する企業に対して、
86%の学生が好感を持っていると回答しました。
その理由としては、
「採用においてコミュニケーションを重視していると感じるから」
「時代の変化を性格に捉え、柔軟な組織なのだと感じる。」
「学生のことをちゃんと見ようとしている姿勢に好感を持てる。」
といった声が挙がっています。
企業側も求人媒体等には書けない内容を投稿しているため、
より学生に企業の理解を深めてもらうツールとして利用していくべきでしょう。
実際に、昨年度の採用活動において、
「Facebookページを通じて内定辞退防止に繋がった」、「内定者のうち半分以上がFacebookページを見て情報収集していた」といった企業の事例もありました。
■ 就職活動に関する情報収集に変化。ソーシャルメディアや口コミからの収集が大手求人媒体を抜く
就職活動に関する情報収集をどこで行っているか(複数回答可)、という質問に対して、ソーシャルメディアと答えた方が28%、友達との会話・口コミと答えた方が27%と、大手ナビと答えた方がほぼ変わらず31%と、先述の2つを合わせると大きく抜いている事がわかります。
ソーシャルメディアの就職活動への使い方としては、友達のおすすめセミナーやソーシャルメディアで流れてきた情報等で説明会にエントリーをしているといいます。
倫理憲章の影響もあり、学生自身もナビに頼るのではなく積極的に自分で情報収集している事が多くなっているからこそ、ソーシャルメディアを使って企業が情報発信をする事の重要性が高まっていく事でしょう。
以上、特徴的な回答3件をご紹介させていただきました。
○ その他の回答レポートをご希望の方は、 http://social-recruiting.asia/contact.html にご連絡くださいませ。
(問い合わせ内容は「その他」を選択してください。)
(株式会社ソーシャルリクルーティング http://social-recruiting.asia/ /9月28日発表・同社プレスリリースより転載)