レジェンダ・コーポレーション
新人のメンタル不全を防ぐ『チーム一体型・メンタルプログラム』を開発
人事総合ソリューション企業(採用・育成・人事労務)のレジェンダ・コーポレーション(東京都新宿区、藤波雄、・代表取締役社長 以下 レジェンダ)は、新人の定着を支援するためのメンタルヘルス対策「チーム一体型・メンタルプログラム」を11月5日より提供開始いたします。
新人に様々な研修を行うのは一般的ですが、「チーム一体型・メンタルプログラム」では、新人を育てるメンター・管理職にも「メンタルマネジメント研修」を実施します。これにより、異なる世代への理解力/コミュニケーション能力を養い、新人の職場適応を高め定着率を上げることを狙いとしています。
■ サービスの背景
1. 現場の課題(管理職・新人・メンターの隔たり)
近年、職場におけるメンタルヘルス不調者の数は増加傾向にあり、特に20代、30代の数は目立ってきました(※1)。多くの企業は管理職向けに研修を実施し、新人・若手社員の心の管理を委ねていますが、管理職は現場のプレイヤーでもあり多忙を極める中、新人・若手社員が自ら声を発しなければなかなかその変化に気付けないという問題点があります。
一方、新人は、社会情勢が不安定な中、対人関係に不安を抱えていることが多く、職場における自己表現はまだ拙いものです。また、管理職と新人の架け橋を期待されるメンターは、知識・経験不足により、二人の隔たりを埋めるには不十分であることが多くあります。
このようにメンタルヘルス対策を実施するも、上手く機能しないケースが増えており、管理職、新人、メンターそれぞれが抱えた問題を解決するには、各々にばらばらの研修を実施するのではなく、一貫した研修を実施することが必要とされています。
(※1) 労務行政研究所2010年8月31日資料page2.より
2. 採用市場の変化(厳選採用、ゆとり世代の入社)
厳選採用時代の中、幹部候補目的として小数精鋭の人材を採用する企業も多く(※2)、新人に長期的に能力を発揮させることは企業の競争力を上げる上で重要な課題のひとつです。
さらに、今年はゆとり世代社員の入社など、採用背景が新しい時代に移る中、新人・若手に着眼したメンタルヘルス対策を導入したいといったお客様からの要望があり、今回の『チーム一体型・メンタルプログラム』の開発に至りました。
(※2) 当社2010年7月26日発表より
■ 研修内容
・ 新人向け
新人には「セルフマネジメント研修」を行い、上司とのコミュニケーションのとり方や、ストレスを感じたときの発想の転換方法を練習し、自らのストレスコントロール能力を養います。
・ メンター、管理職向け
メンターと管理職には「メンタルマネジメント研修」を行います。管理職は新人・若手の育った不安定な社会情勢や情報化社会等の背景や考え方の傾向を理解し、メンターはメンターの役割理解、傾聴トレーニングを通じて、新人との接し方を学びます。
本プログラムは当社の採用事業で培った若手の動向や意識に関する情報と、パートナーである現場実践経験豊富な臨床心理士の知見をあわせて開発いたしました。新人の早期離職を防止し、定着率を上げ、活性化した組織作りに貢献します。
【 チーム一体型・メンタルプログラム導入前後の3者(新人・メンター・管理職)イメージ 】
※ 開催月イメージは4月に新入社員が入社した際の一例です。5月にメンター・管理職向け「メンタルマネジメント研修」実施。新人には現場研修が終わった9月以降に「セルフマネジメント研修」を実施します。
※ 新人「セルフマネジメント研修」のプログラム詳細は下記 参考資料をご覧下さい。
【 参考資料:新入社員向け「セルフマネジメント研修」内容 】
■ 販売概要
1) 商品名 :チーム一体型・メンタルプログラム(メンタルマネジメント研修<管理職編>、メンタルマネジメント研修<メンター編>、セルフマネジメント研修<新入社員編>)
2) 期間 :2010年11月5日から
3) 販売価格:3商品合計 税抜150万円(受講者数 各24名まで)
4) 販売形式:講師派遣による研修
5) 販売目標:1. 本年度 5社 2. 来年度 15社
■ 共同開発者
石井 実夏(麻生臨床心理士事務所 所長)
1998年臨床心理士資格取得。人事制度構築、大手企業や公開コースでの研修講師を担う。講演実績は130件以上。
レジェンダ・コーポレーション http://www.leggenda.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・10月28日