インテリジェンス、転職サービス「DODA(デューダ)」
〜ビジネスパーソンの「タバコと職場の人間関係」意識調査
インテリジェンス(東京都千代田区、高橋広敏・代表取締役 社長執行役員)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、25歳〜34歳までのビジネスパーソン1,000人を対象に、「タバコと職場の人間関係」に関するアンケート調査を行いました。
※ 詳細は「DODA」サービスサイトにて公開しています。
【 調査結果 】
■ ビジネスパーソンの54%が 「タバコは職場の人間関係に影響する」と回答
「タバコは、職場の人間関係・出世に影響すると思うか?」という質問では、ビジネスパーソンの54%が「タバコは職場の人間関係に影響する」と感じている ことがわかりました。(「人間関係・出世どちらにも影響する」と答えた人が17%、「人間関係に影響する」と答えた人が37%)
一方、「出世に影響する」と答えた人は3%に留まり、この結果は喫煙者と非喫煙者で比較しても、ほとんど差は見られませんでした。
「出世に影響しない」と答えた人のコメントの中には、「タバコは飲酒と同じように個人の嗜好に過ぎず、出世に影響するのはおかしい」と いう意見が多く見られました。欧米諸国では「喫煙者は出世できない」という話をよく耳にしますが、日本においてはあまり影響しない、と考えている人が多い ようです。
※ 図表、詳細数値は、こちらのページの<図表1>をご参照ください。
■ 「タバコは職場の人間関係に『有利』」 と感じる非喫煙者が半数以上
「タバコが職場の人間関係に影響する」と回答した人にその理由を聞いたところ、「喫煙中に社内の人とコミュニケーションがとれるから人間関係に有利」とい う意見と、「喫煙者と非喫煙者の間に距離ができるから人間関係に不利」という意見の2つに大きく分かれました。
喫煙者、非喫煙者それぞれの意見を集計してみると、喫煙者の中で、人間関係に「有利」とした人の割合は49%、「不利」とした人の割合 は51%で、わずかに「不利」とした人のほうが多い結果となりました。不利と回答した人の理由には、「『タバコを吸う人と同席したくない』と思う人がいる ため」「上司が非喫煙者の場合、あまり良い印象を持たれない」など、昨今の禁煙推奨の流れに伴い、厳しい境遇に立たされる喫煙者の心情が垣間見られる結果 となりました。
一方、非喫煙者は人間関係に「有利」とした人の割合が55%、「不利」とした人の割合が45%で、非喫煙者のほうが、「タバコは職場の 人間関係に『有利』に働く」と感じている人が多いことがわかりました。「有利」と回答した人の理由を見ると、「タバコ部屋を外から眺めていると、結構会話 が弾んでいるように見える。きっと人間関係にも影響があるに違いない」「タバコ部屋人事があるから」など、「タバコ部屋」という未知の領域への“憧れ”と もとれる意見も多く見られました。
※ リリース原文、図表、詳細数値は、こちらのページをご参照ください。
厚生労働省の国民健康栄養調査によると、日本人男性の喫煙率は、平成元年の55.3%に比べ、平成20年には36.8%まで低下。今回 の調査から、「タバコは、喫煙者同士の関係を深めるが、非喫煙者と喫煙者の距離を生む」と感じる人が多いことがうかがえ、社内の喫煙者率が低くなるほど、 喫煙のメリットは薄れると言えそうです。
※ リリース原文、図表、詳細数値は、こちらのページをご参照ください。
【 調査概要 】
■ 対象: 関東、関西、東海エリア在住、25〜34歳の正社員にて就業中の男女
■ 有効回答数: 1,000人
■ 調査期間: 2010年9月16日〜17日
■ 調査方法: インターネットリサーチ
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・10月19日