ラック、日本ユニシスと情報セキュリティ教育分野で協業
〜日本ユニシスのeラーニング基盤で大人数の同時受講を実現〜
ラック(東京都港区、齋藤理・社長)は、日本ユニシス(東京都江東区、籾井勝人・社長)と情報セキュリティ教育分野において協業することを発表します。実践的な内容で定評のあるラックの情報セキュリティ教育メニューと、多言語に対応し大人数での同時受講を可能とする日本ユニシスのSaaS型eラーニング教育プラットフォーム「LearningCast」を組み合わせ、より多くの企業に高品質な情報セキュリティ教育を受けられる機会を提供していきます。
情報漏えいは、誤操作・管理ミス・紛失・置き忘れ・設定ミスなどの人的要因で発生することが多く、企業には情報セキュリティに対する早期の体制づくりと全従業員への教育実施が急務になっています。特に、従業員が地方や海外拠点などに数百人から数千人規模で広範囲に分散している企業では、低価格かつ円滑に情報セキュリティ教育を実施できるような仕組みが必要とされています。日本ユニシスとラックの協業は、このようなお客様の課題を解決します。
両社協業による特長は、以下のとおりです。
1. 海外展開をしている多国籍企業の全従業員が受講可能
日本ユニシスのeラーニング教育プラットフォーム「LearningCast」はSaaS形式であるため、場所・時間に縛られずに受講者の都合に合わせ、インターネットを利用して情報セキュリティ教育を受けることができます。また、LearningCastは、大人数でのスムーズな同時受講を可能とするキャパシティを有し、インターネット接続環境があれば、海外拠点で勤務している従業員も受講できます。また、教育コンテンツの英語、中国語など42カ国言語への翻訳(オプション)にも対応しているため、特に海外展開をしている多国籍企業のお客様にお勧めです。
2. お客様の企業組織に適したオリジナルの情報セキュリティ教育コンテンツ作成支援機能
お客様の組織体に最適な情報セキュリティ教育を提供します。お客様は、ラックが保有する最新のセキュリティ事情を考慮した豊富な情報セキュリティ教育コンテンツの提供を受けられるだけでなく、お客様企業や組織の情報セキュリティポリシーと教育ニーズを考慮したオリジナルの情報セキュリティ教育コンテンツの開発をラックに委託できます。
3. 充実した情報セキュリティ教育メニューから選択受講が可能
情報セキュリティの専門教育では定評があるラックの「セキュリティアカデミー」の教育メニューが、新たにeラーニング形式で提供されます。オフィスユーザから情報システム部門の技術者まで、さまざまな対象者向けの18コースを取り揃え、目的にあわせて自由に組み合わせて受講することができます。
4. 集合研修と比べて、教育担当者の作業負荷を低減
LearningCastには、教育コースの申し込み管理から、実施・進捗照会、結果集計、受講履歴照会など、教育担当者が従業員の受講管理をするために必要な機能が備わっており、インターネットに接続されたWebブラウザからすべての管理作業が行えるので、いつでもどこからでも企業の研修運営が行えます。
注1:SaaS (Software as a Service)
必要な機能を、必要な時にインターネットを介して利用できるソフトウェアのこと。お客様は、ソフトウェアの導入に伴う費用や負荷を軽減できるだけでなく、必要な機能、必要な期間の利用分のみ課金されます。
注2:LearningCast
LearningCastは、教育プラットフォームを提供するサービスです。サービスの主な対象は企業で、研修管理からeラーニングの管理まで、企業における研修業務を幅広く支援する機能があります。SaaS型での提供により、従来の教育用サーバー導入と比べて最大90%のコスト抑制効果を上げられます(日本ユニシス製品比較)。さらにAPI(Application Program Interface)の利用によりお客様システムとの連携ができるなど、従来のASPサービスと比べて柔軟なシステム運用が可能となります。
【 セキュリティアカデミー「eラーニングコース」ラインアップ 】
下記、18コースから自由に選択して受講することができます。
教育内容のカスタマイズや日本語以外の言語でのeラーニングに関するご相談も承ります。
1. オフィスユーザ向けセキュリティコース
2. 新入社員向け情報セキュリティ躾プログラムコース
◆ ガバナンス&マネジメントクラス
3. 情報セキュリティ概論コース
4. 情報セキュリティマネジメントコース
5. 情報セキュリティ監査コース
6. 内部統制と情報セキュリティコース
◆ エンタープライズストラテジクラス
7. 法と倫理コース
8. 事業継続管理コース
9. インシデントレスポンスコース
10. 運用セキュリティコース
◆ アクセスコントロールクラス
11. アクセス制御、認証技術コース
12. セキュリティアーキテクチャコース
13. ネットワークインフラセキュリティコース
14. ファイアウォールと侵入検知コース
◆ テクニカルクラス
15. 攻撃手法コース
16. 暗号、電子署名コース
17. デジタル・フォレンジックコース
18. セキュア開発コース
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
ラック http://www.lac.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・3月2日