マイコミ、第6回2010年卒学生対象アンケート
「就職活動アンケート 3月の動き」調査結果を発表
就職情報サイト「マイナビ2010」を運営する毎日コミュニケーションズ<以下、マイコミ>(東京都千代田区、中川信行・社長)は、2010年卒業予定の学生を対象とした6回目のアンケート「就職活動アンケート3月の動き」の調査結果を発表しました。概要は以下の通りです。
【 調査結果の概要 】
■ 説明会への参加は山場を過ぎ、選考段階へシフト。しかし、昨年に比べると3月に「最終面接を受けた」、「内々定を受けた」と回答する割合は減っており、厳しい選考状況がうかがえる
3月は、前月に比べ「1次面接を受けた」、「最終面接を受けた」、「内々定を受けた」と回答する割合が増加した一方、「合同企業説明会へ参加した」、「個別の企業会社説明会に参加した」などが減少し、学生の就職活動は、説明会のピークから選考へとシフトしてきたようだ。しかし、昨年同時期と比べると「最終面接を受けた」、「内々定を受けた」と回答する割合は減少。企業の採用基準の高まりと具体的な選考活動が後ろ倒しになっていることが要因だと考えられる。そのため学生は昨年のようには次のステップへ進めていないようだ。
■ 3月の一人当たりのエントリー社数が昨年に比べ増加。10月からの累計のエントリー社数も昨年より増えており、選択肢を広げながら活動
3月の一人当たりのエントリー社数は、昨年の4.38社から5.52社に増加した。今年は、厳しさを実感してか、年明け以降毎月一人当たりのエントリー社数が昨年を上回っている。また、10月からの累計エントリー社数も昨年の62.2件から70.0件と増加している。今後4月、5月とさらに選考が活発化していくが、学生は引き続き一定数のエントリー行動は続けていくことが予想される。
■ 内々定状況と内々定獲得者の今後の就職活動について
3月末時点での内々定保有状況を聞くと、16.1%と昨年の27.8%から11.7pt減少した。また、一人当たりの内々定保有社数も、1.48社(平均値)から1.25社(平均値)に減少している。なお、内々定保有者の今後の動向を聞いたところ、「内々定先に不満ではないが、他の企業も見たいので続行する」との回答が増加(09卒:49.2%→10卒:55.5%)。これから選考のピークを迎えるにあたり、現時点で内々定を獲得しても、早期に結論を出さず幅広く企業を見極めたいという意向があるようだ。
【 「学生の就職活動アンケート 3月の動き」調査概要 】
※ 1989年からモニターアンケートを実施
○ 調査内容/就職活動状況の定点調査
○ 調査方法/Web上のアンケートフォームより入力
○ 調査期間/2009年3月27月〜2009年3月31日
○ 調査対象/
2010年卒業予定の全国大学3年生及び院1年生
モニター4,000名 有効回答率28.3%
回答数1,130名(文系男子257名、理系男子288名、文系女子280名、理系女子305名)
※ 調査結果の詳細は採用サポネットで公開しています
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・4月10日