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ニュース
人事サービス 雇用・採用
掲載日:2008/11/17

ジョブウェブ、「人気インターンシップランキング2008」発表

人材採用コンサルティング会社、ジョブウェブ(東京都港区、佐藤孝治・代表取締役社長)は9月16日から9月21日にかけて、2010年度卒業予定のジョブウェブ会員学生を対象にインターンシップに関するアンケート調査を行いました。

「参加して良かったインターンシップランキング」は3年連続でワークスアプリケーションズが1 位となりました。また、回答者のうちの実に8割が複数社のインターンシップに参加しているということが分かり、インターンシップに対する学生の意気込みの強さが伺える結果となりました。学生が参加した数あるインターンシップの中には素晴らしい内容で彼らを惹きつけたものもあれば、不満が残ってしまったものもあり、今回は人気インターンシップと不満が残るインターンシップ、それぞれの要素も明らかになりました。
アンケート結果の詳細は以下の通りです。

1参加して良かったインターンシップ TOPは3年連続ワークスアプリケーションズ
「参加して良かった!後輩に是非オススメしたいインターンシップを教えてください」という質問に対して、166社のインターンシップが挙げられました。

1位はワークスアプリケーションズ。弊社の調査では過去3年間連続1位です。
2位は三井物産、3位はプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)となりました。

ランキング上位企業のインターンシップに関しては、課題・仕事内容の面白さ(挑戦しがいがある、就活や仕事に関する気づきがある)、社員の丁寧なフィードバックやアドバイス、社風や業界・仕事への理解の深まり、そして社員の熱意や優秀さに惹かれたという声が多く寄せられていました。

その他好評だったインターンシップの良かった点としては、「課題の面白さ」「就活の参考になった」「社員が楽しそうだった」に、6割程度の学生が当てはまると回答。次いで、「仕事内容についての理解が深まった」「社風や雰囲気がよく分かった」「期間が適切だった」も、5割以上の学生が当てはまるとしていました。インターンシップの内容の面白さ・就活対策・仕事内容や社風に対する理解の深まりに加え、参加する社員の取り組み方(楽しんでいるかどうか)も、インターンシップの満足度には重要のようです 。

28割の学生が複数社のインターンシップに参加
インターンシップに興味を持った時期については、全体としては就職活動が始まる大学3年生時に興味を持ったという学生が最も多く5割強。文系学生では3年生時が6割を超えています。修士1年生で就職活動を始める学生が多い理系生に関しては、3年生時、修士1年生時が多く、いずれも4割でした。就職活動の一環としてインターンシップに興味を持つ学生が多いことが伺えます。

インターンシップ参加社数については1社のみという学生は2割に留まり、8割の学生が複数社のインターンシップに参加していました。昨年度の09卒学生対象調査の結果では、1社のみ参加したという学生は3 割であり、複数社のインターンシップに参加する学生が微増しています。

3企業の知名度や規模よりも「インターンシップの内容」を重視
エントリーするインターンシップの選択基準として最も多かったのが、「業界・事業内容」「インターンシップの内容」「実施期間」で、6割以上の学生が当てはまると回答していました。次いで「時期」「就活の役に立ちそうか」「知識やスキルが身に付くか(成長できるか)」も多く、5割の学生が当てはまるとしていました。一方で、実施企業の「知名度」や「規模」は当てはまるという学生は少なく、3割程度に留まっていました。なお、報酬が選択基準だという学生は1割にも満たないという結果でした。

多くの学生はエントリーするインターンシップを選ぶ基準として、企業の知名度や規模よりも、内容・就活のためになるか・成長できるかを重視しているようです 。

4社員のフィードバック不足や、社員・参加学生のモチベーションの低さが不満に繋がる
「参加して不満が残ったインターンシップについて、良くなかった点を教えてください」という質問に対しては、最も多かったのが「フィードバック、指導やアドバイスを十分にもらえなかった」という回答でした。次いで「仕事・課題のやりがいや面白みの無さ」への不満も多く寄せられていました。インターン時の社員のフォローの少なさと、内容の物足りなさが不満に繋がっているようです。

社員の関わり方に関しては、フィードバックが少ない(あるいは全くない)、アドバイスが貰えず放置されていたため、気づきが少なく理解が深まらなかったという声が多数。内容に関しては、一方的な講義で社員や学生との交流が無かったり、殆ど会社説明だけで終わってしまったり、あるいはグループワークの内容が不適切で会社や仕事内容への理解が深まらなかったという不満が寄せられていました。また社員の対応(モチベーションの低さ、活気の無さ)や、運営面での不備、そして参加学生への不満(モチベーションが低い、優秀ではない)という声も挙げられていました。

5インターンシップの満足度が企業の志望度や選考への動機づけに影響
オススメインターンシップ実施企業への志望度については、実に7割の学生が志望度が上がったと回答していました。志望度が下がったという学生は1割にも満たず、わずか4%でした。一方不満が残ったインターンシップの実施企業に関しては、志望度が上がったという学生は1割程度に留まり、4割程度が志望度が下がったと回答していました。

インターンシップ実施企業の選考については、オススメインターンの実施企業に関しては、選考を受けようと考えている学生が5 割で、選考を受けないという学生は2割程度でした。それに対して不満に思ったインターン企業の選考は、選考を受けるという学生は2割強に留まり、4割が選考を受けるつもりはないと回答していました。インターンシップの満足度は、志望度、ひいては選考への動機づけに影響している模様です。

<「2010 年度卒学生インターンシップ振り返りアンケート調査」概要 >
調査期間: 2008年9月16日〜9月21日
調査対象: 2010年度卒業予定のジョブウェブ会員学生
有効回答数: ジョブウェブ会員学生407名

※ 詳しい調査結果やその他の調査結果はジョブウェブコーポレートサイトの「調査レポート」からご覧いただけます。

ジョブウェブ http://www.jobweb.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・11月17日

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