トランジション、≪心の健康状態≫を科学的に分析する
『心の健康診断』シリーズ4種類新発売
臨床心理学を用いた「心理コンテンツ」の数々を独自開発し、市場提供するトランジション(東京都千代田区、中田幸子・代表取締役社長)は、【心の健康状態】を科学的に診断する4種類の『心の健康診断』プログラムを開発し、『心の健康診断シリーズ』として2008年9月25日(木)より市場導入いたします。 本シリーズの開発に当たり、臨床心理学博士・井上敏明氏(六甲カウンセリング研究所所長、芦屋大学大学院教授)の監修をいただき、市場ニーズにマッチした信頼性の高いものとなりました。 当社の独自開発「心理コンテンツ」は、長年培ってきた「臨床心理学・データ」と「パーソナルマーケティング・ナレッジ」を融合させた、科学的でミスマッチを生まないコンテンツとして高評価を頂いています。引き続き、市場や企業から寄せられる多くの声を基に、『心の健康診断シリーズ』の開発拡充に努め、社会問題化傾向にあるテーマやニーズの高い課題に関する「心理コンテンツ」の開発に積極的に取り組みます。 ※注1:『コンテンツ受注開発サービス:TBO制度』とは、「TRANSITION Built To Order」として当シリーズ内でのセット化や当社保有の各種「心理コンテンツ」と組み合わせるなどのコンテンツ・プロデュース&カスタマイズ提供を可能とする制度です。 【 開発の背景 】 最近の子供社会を見てみると、つねにイライラし、ものごとに集中できず、衝動的な行動をとる子供、いわゆる「キレる子供」が増えています。しかも、このような「キレる」といった衝動的な行動は、子供たちだけでなく大人社会でも増えてきており、「無差別殺傷事件」などのような重大な犯罪につながる傾向が出てきています。 また、厚生労働省の報告によると、近年、労働者の受けるストレスは拡大する傾向にあり、仕事に関して強い不安やストレスを感じている労働者が6割を超える状況にあるといわれています。そして、2007年度には精神疾患での労災申請が、脳や心臓などの身体的疾患での申請をはじめて上回り、前年比の3割増しの268人を記録し、過去最多になったとのことです。 しかし、このような「心の問題」は労働者だけに限ったものではありません。厚生労働省(「地域におけるうつ対策検討会」)の報告によると国民の約15人に1人がうつ病を経験するといわれています。そして、警察庁生活安全局地域課(「平成19年中における自殺の概要資料」)の報告によると、年間3万人を越える自殺者の中で、一番多い自殺の原因・動機は、「病気の悩み(うつ病)=6060 人」であるという統計結果も導き出されています。 このような状況を踏まえ、この度、株式会社トランジションは、臨床心理学の第一人者・臨床心理学博士・井上敏明氏監修のもと、4種類の『心の健康診断』プログラムを開発・シリーズ化し、『心の健康診断シリーズ』として市場導入いたします。ラインナップされている各々のプログラムの診断結果は、心理学的に潜在意識からあぶり出したものであり、科学的な診断結果として信頼性の高いものです。 従って、今後ますます重要な社会問題となるであろう「心の問題」に関する課題において、本シリーズによって「可視化」された診断結果と解説を活用することで、適正な診断に基づく適切なケアのための検討ツールとして一層大きな効果が期待できます。 ■ 『心の健康診断シリーズ』の特徴 従来の症状による診断だけではない新しい視点からの多面的で的確な診断が可能です。そして、心理学的アプローチにより潜在意識からあぶりだした【心の健康状態】は、科学的で信頼性が高いものとして活用できるよう、詳細な解説とアドバイスを加えました。現在、下記の4 種類プログラムをご用意しています。 【 (1)社会適合度診断KY PROGRAM の特徴 】 「空気が読めない」と周囲から問題視されがちな「アスペルガー症候群」と、落ち着きの無さを指摘されがちな「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」の傾向をどの程度持っているか分析し、正しい理解を促すことができます。自分自身を客観的に自己認識することで、自分らしく生活していくためのアドバイスを提示します。 【 (2)欲求不満度診断AF PROGRAM の特徴 】 ストレスは欲求不満状態が続いた結果、発生すると言われています。AF PROGRAMでは、欲求不満状態にどの程度耐えられるかを「欲求不満耐性(自我の壁)」として分析します。また、欲求不満状態に陥った際の反応を「攻撃型」「自責型」「逃避型」の3要素に分類し「欲求不満反応」として、それぞれに応じたアドバイスを提示します。 【 (3)気力度診断MD PROGRAM の特徴 】 「うつ状態」に至る前の「無気力状態」「仮面うつ状態」を分析することで、本格的な「うつ状態」を未然に防ぐことに役立つ診断です。動作・体調・気分の3つの視点から気力度を分析し、そのバランスから「正常状態」「無気力状態」「仮面うつ状態」「うつ状態」のいずれかに分類します。更に、診断結果にあわせたメンタルケアのアドバイスを提示します。 【 (4)衝動機制発見診断DIM PROGRAM の特徴 】 従業員の万引きや窃盗、横領等は、道徳心や倫理観の欠如が原因ではなく、無意識に発生する衝動を抑制できないことが原因と言われています。DIM PROGRAM は、突発的に沸き起こる衝動を抑制できるかどうかを、臨床心理学の見地から分析する診断です。 【 受診申込 】 受診申込や診断のカスタマイズ(TBO)については、株式会社トランジションにて受け付けております。詳しい情報をご希望の方は、下記の電話番号・メールアドレスまでお問い合わせ下さい。 TEL:03-5215-6090/E-mail:public-info@capa.gr.jp (トランジション http://www.transition.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・9月19日) |