フジスタッフ、「ff-woman プロジェクト」
「柔軟な働き方」の採用による優秀な人材の確保を企業に提案
総合人材サービスのフジスタッフ(東京都千代田区、増山律子・代表取締役社長)が運営する女性の社会復帰支援プロジェクト「ff-woman」では、この度、スキルと経験を持ったエキスパートの短時間派遣を従来の「キャリアパート」から「キャリアフレックス」へと名称変更し、短時間だけでなく個々の求職者に合わせた柔軟な就業形態の採用を企業に提案してまいります。 「キャリアフレックス」とは、スキルや経験といった今までの「キャリア」を生かしつつ、それぞれのライフスタイルにあった形態でお仕事をする「柔軟な働き方」を意味します。十分なスキルや経験を持ちつつも、育児との両立のためフルタイム以外での就業を望む育児中女性は少なくありません。「キャリアフレックス」は、仕事と育児の両立はもちろん、資格取得の勉強などプライベートとの両立を目指す求職者に対し、短時間勤務だけでなく、週2〜3日や月末・月初といった個々のライフスタイルにあった働き方の実現を支援してまいります。 フジスタッフは、スキルや経験を活かした短時間での派遣を「キャリアパート」とし、2007年度より優秀な人材確保のための方法として企業に提案してまいりました。今後は短時間だけでなく、個々の生活に合った柔軟な働き方の提供を企業に提案することにより、企業の優秀な人材の確保や業務の効率化を支援してまいります。 ■ 「キャリアフレックス」 「コア派遣」、「シェア派遣」の形でキャリアフレックス人材を活用することにより業務の効率化による正社員の負担軽減や欠員リスクの軽減を実現することができます。 ○ コア派遣 特定の時間帯、日に集中する業務をキャリアフレックスが補い、正社員はコア業務のみに従事 【デイリーコア】 日々の特定の時間帯 【ウィークリーコア】 一週間の中で生じる繁忙日 【マンスリーコア】 月末・月初など月の特定期間 ○ シェア派遣 同一業務を複数の派遣社員でシェアすることにより突発的な休暇などによる業務の支障や欠員リスクを軽減 【デイシェア】 1日の業務を時間によって複数のキャリアフレックスでシェア 【ウィークシェア】 1週間の業務を曜日によって複数のキャリアフレックスでシェア ff-womanはプロジェクト発足以来、補助金制度や託児所・ベビーシッターとの提携といった支援制度の充実など育児中女性が仕事と子育てを両立するためのさまざまな支援をしてまいりました。発足から4年目を迎えた 今年度は、育児中女性のサポートはもちろん、全ての人が仕事と育児などプライベートを両立できる働き方の提案に力を入れてまいります。「柔軟な働き方」の導入が必要とされる背景女性の労働力人口は4年連続で増加(厚生労働省「平成19年版 働く女性の実情」)しているものの、出産前に仕事をしていた女性の約7割が第1子の出産を機に退職しており、第1子出産前後で就業している女性の割合は過去20年間ほとんど変化していないのが現状です。2007年度の女性の育児休業取得率は89.7%(厚生労働省「平成19年度雇用均等基本調査」)と増加してはいるものの、長時間労働や家事・育児の負担の重さから仕事と子育てを両立し続けることが困難となり、就業継続を希望しつつも退職している現実が伺えます。 政府も育児休業後も継続就業しながら子育ての時間が確保できる働き方の実現に向け労働者が柔軟な働き方を選択できることが重要としており、短時間勤務を始め夫々の家庭生活の両立が可能な柔軟な働き方の導入が求められています。 ◆ 「 ff‐woman プロジェクト 」とは ff‐woman は、育児中女性の悩みや不安を解消し、社会復帰の支援をしていくプロジェクトとして2004年10月にスタートしました。業界初の「託児サービス付き派遣登録会」開催の他、認可外保育料補助金制度、提携学童保育料補助金制度、提携託児サービス、ベビーシッター割引制度など、さまざまなサポートを行っており、当社の育児中派遣スタッフ数は、2008年3月末時点で3,600人となっております。今年度は、親子カフェ「スキ ップキッズ」内で、出産後育児を経て、そろそろ仕事に復帰したいとする育児中女性の疑問や不安にこたえる「ママのための再就職セミナー」を定期的に実施しています。 ※ 詳細はこちらをご覧下さい。 (フジスタッフ http://www.fujistaff.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・9月5日) |