労働力調査(詳細集計)2024年(令和6年)10~12月期平均及び2024年(令和6年)平均
総務省は、労働力調査(詳細集計)2024年(令和6年)10~12月期平均及び2024年(令和6年)平均の結果を公表しました。
■労働力調査(詳細集計)2024年(令和6年)10~12月期平均
<結果の概要>
【正規、非正規の職員・従業員】
- 役員を除く雇用者5824万人のうち、正規の職員・従業員数は3665万人と、前年同期に比べ70万人の増加。7期連続の増加。
非正規の職員・従業員数は2158万人と、2万人の減少。2期連続の減少 - 非正規の職員・従業員について、現職の雇用形態についた主な理由別にみると、
「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした者が743万人と、前年同期に比べ21万人の増加。
「家計の補助・学費等を得たいから」とした者が387万人と、1万人の増加。
「正規の職員・従業員の仕事がないから」とした者が172万人と、22万人の減少
【失業者(失業期間別)】
- 失業者数は179万人と、前年同期に比べ5万人の減少。
失業期間別にみると、失業期間が「3か月未満」の者は68万人と、3万人の減少、「1年以上」の者は57万人と、2万人の減少
【非労働力人口(就業希望の有無別)】
- 非労働力人口は3991万人と、前年同期に比べ54万人の減少。このうち就業希望者数は217万人と、24万人の減少
- 就業希望者について、求職活動をしていない理由別にみると、「適当な仕事がありそうにない」とした者は72万人と、前年同期に比べ6万人の減少
【未活用労働】
- 就業者6804万人のうち、追加就労希望就業者数は206万人と、前年同期に比べ9万人の増加
- 非労働力人口3991万人のうち、潜在労働力人口は31万人と、前年同期に比べ2万人の減少
- 未活用労働指標の中で、最も包括的に未活用労働を捉えた未活用労働指標4(LU4)は5.9%と、前年同期と同率
■労働力調査(詳細集計)2024年(令和6年)平均
<結果の要約>
1. 2024 年平均の非正規の職員・従業員についた主な理由で最も多いものは、「自分の都合のよい時間に働きたいから」で 731 万人。前年に比べ 19 万人の増加
- 非正規の職員・従業員数は2126万人と2万人の増加。男女別にみると、男性は682万人と1万人の減少、女性は1444万人と3万人の増加
- 男性は「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした者が224万人と最も多く、15万人の増加、次いで「正規の職員・従業員の仕事がないから」とした者が89万人と10万人の減少
- 女性は「自分の都合のよい時間に働きたいから」とした者が506万人と最も多く、4万人の増加、次いで「家計の補助・学費等を得たいから」とした者が289万人と6万人の減少
2. 失業期間が1年以上の失業者数は54 万人と、前年に比べ5万人の減少
- 失業者数は195万人と3万人の減少
- 失業期間が3か月未満の者は83万人と1万人の増加
3. 転職者数は 331 万人と、前年に比べ3万人の増加(3年連続の増加)
転職等希望者数は 1000 万人と7万人の減少(8年ぶりの減少)
- 転職者を男女別にみると、男性は154万人と3万人の増加、女性は177万人と前年と同数
- 転職等希望者を男女別にみると、男性は 501万人と10万人の減少、女性は499万人と3万人の増加
<連絡先>
統計局統計調査部労働力人口統計室
審査発表第一係・就業動向指標第一係
担当:課長補佐 嶋北
就業動向指標第一係長 田中
電話:03-5273-1162
E-mail:l-shinsa1_atmark_soumu.go.jp
◆詳しくはこちらをご覧ください。
(総務省 /2月14日発表・報道発表より転載)
この記事ジャンル
雇用管理