『部下との対話が上手なマネジャーは観察から始める』(白井剛司:著)日本能率協会マネジメントセンターより刊行
日本能率協会マネジメントセンターは、『部下との対話が上手なマネジャーは観察から始める――ポリヴェーガル理論で知る心の距離の縮め方』(白井剛司:著)を刊行しました。
身体・思考・感情を観察すると見えてくる、本当の心――。
自律神経系の学説「ポリヴェーガル理論」でマネジメントが変わる!
現代のマネジャーは、対応すべきイシューが多く、かつてないほどに忙しい状況に追いやられている。そうした過酷な状態では、常に落ち着いて望ましいパフォーマンスを出すことは難しい。
感情的になって、チームメンバーにつらく当たってしまったり、あるいは逆に、メンバーに遠慮して仕事を任せられず、自分で巻き取り続けてしまったり、といったことが起きる。蓄積した疲れを見せたり、不機嫌な様子を見せていると部下も上司に対し緊張感や不信感を抱き、部下の行動を変えるような深い対話を行うことも難しくなる。大きな成果にはつながらず、ムードや関係性も悪くなるという負のループがチームの中で繰り返されることになる。
そこで本書は、マネジャーの、自他への「観察力」を高めることで、この負のループを断ち切る方法を解説する。自律神経系の理論である「ポリヴェーガル理論」を基に、自分と他者の心と身体の観察と調整ができるようになることで、精神的な余裕や落ち着きを取り戻すことができる。どんなに疲れていても感情的にならず、相手の状況を慮りながら、言うべきことを伝える対話ができたり、チームで、安心して仕事を進める環境をつくり出すことが可能になる。
■本書の概要
部下との対話が上手なマネジャーは観察から始める
――ポリヴェーガル理論で知る心の距離の縮め方
著者:白井 剛司
監修:八谷 隆之、吉里 恒昭
出版年月日:2024/03/01
定価:1,980円(本体1,800円+税)
ISBN:9784800591852
ページ数:304ページ
判型:4-6判
■目次(一部抜粋)
第1章 なぜ「観察」が重要なのか?
第2章 何を、どうやって観察するのか?
第3章 赤のモード(闘う/逃げる)を観察する
第4章 青のモード(固まる/動けなくなる)を観察する
第5章 緑のモード(安心する/つながる)を観察する
第6章 ブレンドされるモード
第7章 部下育成や対話への活用
第8章 観察力を高めるエクササイズ
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社日本能率協会マネジメントセンター / 2024年3月発表)