「内々定の獲得状況」に関する調査

2025年卒学生の内々定率は11月末時点で＜11.8％＞、同時期で初の2桁超え。2023年8月までにインターンシップやオープン・カンパニーに参加した学生が９割を超える。

株式会社学情（本社：東京都千代田区）は、2025年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内々定の獲得状況」をテーマに調査しました。2023年11月末時点の内々定獲得率は、11.8％。前年同時期の8.7％を3.1ポイント上回り、同時期で初の2桁超えとなりました。10社以上のインターンシップやオープン・カンパニーに参加した学生は40.9％にのぼり、多くの学生が早期から就職活動に取り組んでいることが分かります。また、2023年8月までにインターンシップやオープン・カンパニーに参加した学生が９割を超えており、「夏のインターンシップ時に就活スタート」が一般的になっていることがうかがえます。

【TOPICS】
（1）11月末時点の内々定率は11.8％。前年同月比3.1ポイント増
（2）インターンシップやオープン・カンパニー参加社数は“10社以上”が40.9%で最多。前年同月比7.1ポイント増
（3）2023年8月までにインターンシップやオープン・カンパニーに参加した学生が９割を超える

【調査詳細】
（１）11月末時点の内々定率は11.8％。前年同月比3.1ポイント増
2025年卒学生の12月度の内々定率（11月末段階）は「11.8％」という結果に。前年同時期の「8.7％」を3.1ポイント上回り、早期化が一気に加速しました。25年卒採用でインターンシップに関するルールが変更になった影響もあり、オープン・カンパニーに参加した企業の早期選考に参加し、内々定に至ったケースが増えたとみられます。文理別では、文系「11.9%」、理系「11.6%」でほぼ同じですが、文系の伸びが目立ちます。

（2）インターンシップやオープン・カンパニー参加社数は“10社以上”が40.9%で最多。前年同月比7.1ポイント増
就職活動（就活の一環としてのインターンシップやオープン・カンパニー参加を含む）をしている学生は「88.7％」と約9割にのぼり、昨年の「88.9%」からほぼ横ばいとなりました。インターンシップやオープン・カンパニーへの参加社数の最多回答は“10社以上”の「40.9%」。前年同時期の33.8%より7.1ポイント増えており、多くの学生が早期から就職活動に取り組んでいることが分かります。

（3）2023年8月までにインターンシップやオープン・カンパニーに参加した学生が９割を超える
インターンシップやオープン・カンパニーに最初に参加した時期は、2023年8月、7月、6月の順で計「63.0%」を占めており、それ以前と合わせると9割を超えています。「夏のインターンシップ時に就活スタート」が一般的になっていることがうかがえます。
 

■調査概要
・調査期間：2023年11月24日～ 2023年11月30日
・調査機関：株式会社学情
・調査対象：2025年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生
・有効回答数：386件
・調査方法：インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0％とならない場合あります。

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

（株式会社学情 ／ 12月8日発表・同社プレスリリースより転載）